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日曜日、阿仁スキー場のゴンドラを使って
森吉山に行ってきた。
まだ残雪があるためか、比較的
ゴンドラは空いていた。
今日はわたしは単独だったので
後ろに並んでいた3人組と
ゴンドラは相乗りに。
ゴンドラの窓越しに、
ブナの梢のあちこちに
クマ棚があることを教えてもらったり
クマよけにはニンニクを
腰にぶら下げるといいとか
教えてもらったりと、あっというまの
ゴンドラ空の旅だ。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05709.jpg)
久々の阿仁ゴンドラは
ゴンドラ駅終点にもこんなテラスや
なによりもトイレが設けられていて
登山者にはとてもうれしい。
トイレは二階と1階にひとつずつなので
そんなに多くはないから
基本は出発点で済ませた方がスムーズ。
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9時10分ごろ、出発。
さっそくシラネアオイが見頃。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05733-1.jpg)
途中から雪が出てきた。
モロビも。
モロビが出てくると
甘い独特の香りが辺りに漂う。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05744.jpg)
モロビの
フィットンッチッドの森を
過ぎれば森吉山の山頂、
向岳が見えてくる。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05750.jpg)
ところで、
シラネアオイが見事で
こんなに惜しげも無く咲く花だったのかと
ちょっと白根葵に対する意識が
変わってしまうほど
見事な咲きっぷり。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05740.jpg)
お気に入りのゴゼンタチバナ。
久々に会う。
何が好きかって、みて欲しい。
この葉っぱのつき方と花のつき方の
絶妙なシンメトリー。
そのまんまで図案化されている。
惚れるしかないだろう。
しかも実の色だって
さすがはゴゼンタチバナ!と
言いたくなるような色彩なのだ。
こうきたか〜
マゼンタ80%にイエロー95%ぐらい。
いいのだその赤さ加減が!
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手前にはヒナザクラが
群落を作っている。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05751.jpg)
そうこうしているうちに
分岐点にある石森だ。
9時30分前。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05769.jpg)
石森から一ノ腰方面。
手前に森吉神社が見える。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05770.jpg)
本日は向岳こと森吉山の山頂へ。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05772.jpg)
雪が残るせいか
登山者も比較的少なく
思ったよりも登山道は静か。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05774.jpg)
石森から先、少し雪が残るが
迷うほどではない。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05763.jpg)
ツマトリソウ。
石森付近でゴゼンタチバナとともに
見頃だった。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05778.jpg)
もう少し季節が進めば
ニッコウキスゲなどもみられるが
今は雪解け直後。ヒナザクラが
ようやく咲いたばかり。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05785.jpg)
マンサクの花とその葉っぱ。
花と葉っぱを同時に見たのが
初めてでうれしい。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05788.jpg)
魔除けの鐘。
ここまでくれば阿仁小屋はすぐ。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05790.jpg)
9時55分、小屋到着。
トイレ小屋が増設されてからは
初めて来た。
この日はまだ、鍵がかかっていた。
小屋の中のトイレは使用可能。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05813.jpg)
山頂へ向かう。
登山道わきにはミツバオウレンや
イワナシが咲きそろう。
もちろんシラネアオイも。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05792.jpg)
花好きな見知らぬお父さんに
花の名前を教えたりしながら
のんびりと。
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この日ひとつだけ見つけた
イワハゼ(アカモノ)の花。
これからどんどん咲き始める。
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カメラ目線のオオバキスミレ。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05830.jpg)
稚児平の手前では
ヒナザクラや
チングルマが草原を埋めていた。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05829-1.jpg)
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05837.jpg)
稚児平の休憩場所までくると
まだここは雪が溶けたばかり。
花はまだまばら。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05831.jpg)
日当たりがいいところでは
こんな感じ。
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ウラジロヨウラクはこれから。
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綿毛に変身中。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC05862.jpg)
10時43分、山頂。
何年振りか。
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ランチにも早いので
山人平を偵察に。
山頂から覗き込めば
まだまだ花の賑わいはなさそう。
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山頂から残雪をひたすらおりて
女性と入れ違いに。
花の具合を聞けば
ミズバショウがようやく咲いたばかり
とのこと。
せっかくなので、まあ
行ってみるか。
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露出した夏道は雪解け水で
沢になっている。
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ミズバショウが出迎える。
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たしかにミズバショウばかり。
ここまでくる人も
ほとんどいない。静か。
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