2019年3月10日 秋田駒で冬山技術講習

2019年3月10日 秋田駒で冬山技術講習

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雪山の技術講習会があるから参加しないかと
矢留山岳会のメーリングリストに連絡があったので
どこの主催かよく分からなかったが
講師が矢留山岳会のミウラさんだったので
参加することに。

場所は秋田駒ケ岳。阿弥陀小屋付近で
ピッケルでの滑落防止訓練や
ロープワークの訓練をレクチャーしてくれるようだ。
7時30分にアルパこまくさに集合。


まずは全員で講習会場となる阿弥陀小屋を
目指す。ワカン隊とスキー隊で出発。
わたしは一年ぶりの山スキー、というか
長いカンジキを装着した。


講習会とはいえ今回は
各山岳会所属のツワモノばかり集まったので
ペースが早い早い。注)じぶん比。
八合目小屋でもう汗だくでしかも
昼前なのに腹ペコになりカップラーをかっこんで、
エネルギーチャージして阿弥陀小屋へ向かう。
阿弥陀小屋まではホワイトアウト寸前の
ガス模様。とはいえ気温は高く風がぬるい。


阿弥陀小屋はシュカブラモンスター。


ホワイトアウトだったが徐々に
視界が回復してきて男女岳が姿を見せた。
登りて~!
だがきょうは男女岳は見るだけとし、
阿弥陀小屋直下の崖を使って滑落停止訓練を。
登っては滑落しの繰り返しはかなり疲れたが、
こんなにピッケルワークを練習することも
なかったので力の限り頑張った!

ロープワークもお茶のお点前もそうなのだが
こうしたことはアタマではなく
体が反射的に動くようになるまで
繰り替えし体に記憶させることが肝要だ。


14時近くに終了。
ガスはすっかり上がって視界がひらけたので
ベテラン揃いということもあり、
八合目小屋集合で一旦解散。
めいめいのスタイルで下山開始。


八合目小屋が見えてきた。
かなたには岩手山の裾野も見えた。


しかし一年以上ぶりのスキーは怖かったわ。
しかも雪が重くて滑りにくいったらない。
八合目小屋でひとまず集合し点呼をとり、
解散へ。

林道に差し掛かると雪は徐々に
上質なザラメとなって
またようやくスキーの記憶も蘇り
しばしスキー滑降を楽しんだ。


今年の雪はだいぶ少ないが
それでもカーブミラーはこんなに埋まっている。

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