![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/KOMAKUSA.jpg)
先週はガイド業で二日間、秋田駒。
ガイド中は写真撮影などできないが
偵察で登った際に、撮った地味バナを
覚え書きしとく。
6月22日現在で、
コマクサはようやく咲き始め、
大焼砂ではすぐ間近で撮影できた。
タカネスミレの黄色い絨毯も
圧巻。ガイドしておきながら
ナンなのだが、はじめて
タカネスミレ群落を目の当たりにしたのだった。
阿弥陀池周辺では、
ミヤマウスユキソウが咲き始め、
エゾツツジもだいぶ
蕾が膨らんできていた。
アオノツガザクラも咲いていた。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06216.jpg)
とか有名どころを挙げながらも
へそ曲がりは地味花について
放っておけない。
横岳を降りたあたりで
見つけた低木に咲いていた花。
どっかで見たが誰だっけ?
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06215.jpg)
左奥のトゲで思い出した!
蛇が登れないヤツだ。
ヒロハヘビノボラズ。メギ科。
広葉蛇上らず。別名を
オオトリトマラズ、なのだそうだ。
あのトゲが特徴。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06167.jpg)
この花は、初か。
ガイド中に聞かれたらどうしよ。
ツルツゲ。蔓黄楊。
イヌツゲに似ている蔓状の
植物だから、この命名らしい。
小さくて、可愛い。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06211.jpg)
コミヤマハンショウヅルも
登山道わきにぷらぷらと
見頃だった。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06073.jpg)
こちらはムシトリスミレ。
葉っぱの粘膜で虫を捕獲し養分とする。
ちなみにスミレ科ではなく
タヌキモ科。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2019/06/DSC06029.jpg)
ミヤマカラマツ。
カラマツソウもあるが
こちらは托葉がないので
ミヤマさんだろう。
それにしても、この季節、
花の名山系に出向くことは
ほとんどなかったわたし。
エゾツツジにしろ
コミヤマハンショウヅルにしろ
まさかこんなにたくさん
咲いている花だとは!
今更ながら、秋田駒に驚くのだった。
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