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2月下旬に予定していた軍沢岳周回コース。
天気がイマイチで延期の結果がこの好天!
軍沢岳は「いくさざわだけ」と読む。
このコースの見どころはこの
神室連峰、とくに神室山の展望の良さ。
ということで、ぜひとも
見通しのいい天気を狙いたいのだ。
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カモシカ橋を過ぎてすぐの尾根に
まだ雪の下のフェンスを越えて入山。
駐車場には何台かクルマがあり、
この好天ならば神室山へ東稜ルートから
目指している登山者もいるだろう。
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軍沢岳への登りのルートは
尾根一本で肩までいけるので単純。
登りで迷うことはないが、痩せ尾根なので
雪質次第では一箇所、きわどい箇所がある。
ということでこのツアーは4名様までの
少人数での募集なのです。
難所に取り付く前にアイゼン装着。
本日は、凍結がなく比較的登りやすい。
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難所を登り切れば左手からの尾根が
合流する。下山時にあちらの尾根に
迷い込みやすい。ピストンの場合は注意。
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斜度も緩み展望も開ける。
背後には虎毛山と、そこから高松岳へ
連なる稜線も見えてくる。
こうなるとなかなか足が
前へ進まなくなってくるので
行程タイムは多めにとっておく。
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いつもの雪庇ゾーン。
気温高めの日はあまり雪庇側に
寄らないように。
あの森を抜ければそろそろ
軍沢岳の主稜線が見えてくる。
そして山頂もちらちらと見えてくるのだが、
ラスト標高差100mほどなのに
意外にも遠く感じて
ため息が漏れる場所でもある。
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主稜線に乗る。
背後のずんぐりとした山が
禿。こちらの神室山に対してよく
はげかむろ、と呼ばれる山だ。
別名を小鏑山。
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さあ山頂直下。
展望よくて進まない。
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神室連峰の眺めはばっちり。
写真は天狗森から神室山。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2023/03/P3050064.jpg)
山頂到着。
山頂の標柱などはないが
この展望が待っている。
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山頂から周回ルートへ。
いったん下って、通称分岐ピークへ。
樹林帯を下りてコルから先は
雪庇が圧巻。
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昨年のブナの実は県南は良かった。
クマ棚が今年は多い気がする。
よくぞあんな細い枝にと感心するほど
攻めた熊棚も多数。
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分岐ピーク。
何との分岐かといえば
神室山東稜ルートとの分岐。
左から小又山、天狗森、そして神室山。
ここでランチとしよう。
きょうは風もない。
のんびりしていると、この先の
展望テラスから戻ってきたパーティと遭遇。
先頭の男性は先週もここで会った人だった。
このコースは一度登るとリピ率が高いのだ。
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あとは1035まで稜線歩き。
大きな登りもない楽しいコースだ。
目の前には山伏岳、高松岳、栗駒山に
虎毛山。
![](https://bariko.jp/blog-yama/wp-content/uploads/2023/03/P3050106.jpg)
毎年ここからの雪庇の眺めに盛り上がる。
分厚い布団のようだ。
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豪快な根開き。
この細いブナの根開きを覗き込むと
2メートルほどの深い大穴だった。
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稜線歩きも1035まで。
今日は一日中、神室山が山行のお供。
ここで名残を惜しんで小休止。
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神室連峰の向こうに覗くのは
鳥海山。
なんと贅沢な展望の1日!
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1035から雪庇を下る。
今年は雪庇が比較的小さく、そして
入山者も比較的多かったのか
突破しやすかった。
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1035の雪庇、北側。
はじめてきた時はこの雪庇に
驚いたものだ。
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雪庇を降りれば、展望は終了。
ここから急斜面を鬼首道路まで下る。
雪は腐り気味でつぼ足で下った。
ときどきズボッとなったが
無事下山。
皆様、お疲れ様でした!
ご参加ありがとうございます(^^)
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