【秋田の山】初秋の乳頭山へ秋駒から馬蹄型縦走 湯森山から先の薮を確認がてら

【秋田の山】初秋の乳頭山へ秋駒から馬蹄型縦走 湯森山から先の薮を確認がてら

秋田駒ヶ岳八合目から乳頭山縦走コース概要

夏は涼やかな高原散歩、

秋は紅葉で一面の錦繍が広がるコース。

ログ詳細はコチラYAMAP

秋田駒ケ岳から乳頭山、黒湯温泉へ下山の場合

概要は以下の通り。

□歩行距離:約13km

□のぼり累積標高:約650m

□くだり累積標高:約ー1176

八合目から笹森山、湯森山、笊森山、乳頭山と

4つのピークを踏む行程だが

ほぼ全体に緩やか。

展望にも恵まれている。

刈り払い状況について

ただし令和5年現在、湯森山から先が

笹がやや被っていて足元が見えにくい。

とはいえ道迷いするほどではない。

 

注意点を強いて挙げれば

朝露などで笹が濡れている場合は

ズボンがかなり濡れてしまいそこから

靴下を伝って靴の中も濡れやすくなる点。

 

笹が腿のあたりまで被るので

レインウエアの下を履くか

靴下や靴の中を濡らさないために

スパッツをズボンの下に着けるかの対策を。

 

馬蹄型縦走の駐車場とバスについて

このコースは登山口と下山口が離れているので

その間の「足」をどうするのかが課題。

車2台ある場合

対策1は車2台で縦走。

この場合、一台を下山口の黒湯から近い

乳頭温泉郷入り口にある駐車スペースに一台をデポできる。

上の画像の○で囲ったところ。

ここは水洗トイレもあり、

休暇村乳頭温泉郷にも歩いてすぐだ。

車1台しかない場合の注意点

バスを使うことになる。

この場合の注意点がひとつある。

それは八合目までのバスの運行の有無

 

秋田駒ケ岳八合目まではマイカー規制のため

シーズン中はバスが運行する。

ただし、6月1日から10月20日までの

土日祝日と、6月21日〜8月15日の平日以外は

運行しない。

(10月21日以降バスの運行終了後の

11月の冬季通行止めまではマイカー乗り入れできる)

 

つまりバスの運休日は

車1台でのこのコース縦走はタクシーを使うなど

足の確保が必要となる。

 

登山バスは第一便で

アルパ発06:01〜八合目着06:26

※第一便の10月の運行はない。

第二便で

アルパ発06:31〜八合目着06:56

以上のように早朝から運行している。

車1台の場合の下山後

黒湯温泉から乳頭温泉郷まで歩き、

休暇村乳頭温泉郷にあるバス停から

アルパこまくさまでバスを使う。

乳頭温泉郷から田沢湖方面行きのバス

だいたい1時間に一本ある。

14:30、15:30、16:35と

ほぼ30分ごろ。最終は18:15になる。

時間にして13分。

料金は令和5年現在で310円。

コースタイム(参考)

八合目登山口 →45分

笹森山 →45分

湯森山 →40分

宿 岩 →40分

笊森山 →1時間10分

乳頭山 →1時間30分

一本松温泉跡 →1時間

休暇村乳頭温泉郷

 

コースレポ ガスの日に歩いてみた

2023年9月22日、ガイドの下見である。

下山時のため車2台ほしかったこともあり

矢留山岳会のイトウさんに同行願った。

 

クルマ一台を乳頭温泉郷入り口の

トイレ付きの駐車場にデポ。

もう一台の車でアルパこまくさに到着するも、

八合目までのバスは平日は運休とのこと。

急遽、そのままじぶんの車で八合目へ。

 

八合目から湯森山

きょうは晴れの予報だったが

八合目から上はすっぽりとガスの中。

昨日までの雨で足元も笹も濡れている。

 

雨具やスパッツなど着けるのも面倒だったので

そのまま出発。これがあとで大きな後悔、いや

学びとなった。

 

7:05、出発。

八合目から緩く50mほど下って

赤倉沢を渡渉。

 

花はリンドウが見頃だ。

黄色い草紅葉に青いリンドウが映える。

 

赤倉沢から笹森山への登りは

途中で洗掘跡が深く、2箇所ほど

こんなハシゴがかけられている。

 

沢から80mほどはやや急だ。

晴れていれば背後に秋田駒、

行手には湯森山や乳頭山の稜線が広がって

楽しいところなのだが。

 

斜度が緩むと草原に木道となる。

ガスのなかにうっすらと見えるピークが

笹森山。

晴れていれば山頂からは

秋田駒と田沢湖が展望できるので

ぜひ立ち寄りたいのだが、こんなガスの日なので

いべ。ということになり山頂パス。

 

笹森山と湯森山のコルで

乳頭温泉郷への登山道と分岐する。

 

8:02、笹森山から40分ほどで湯森山だ。

ここまでは刈り払いもされていて

不安なく歩くことができる。

山頂手前は広場になっていてベンチもある。

ここは焼森からのコースとの分岐でもある。

今年は焼森へのコースの刈り払いがなされていて

快適に歩くことができる。

 

広場から少し行ったところに

湯森山の三角点と山頂の標柱がある。

 

湯森山から笊森山

さて湯森山の山頂を過ぎてすぐに

笹が被り始める。

今日は笹も濡れていたので余計に

重く足元に被さっていた。

 

湯森山山頂から少し行ったところで

大きな岩がある。

晴れていればここから雫石や

盛岡方面の街並みが見える。

 

岩を過ぎてまた笹。

腰まで被さるのでズボンはすっかり濡れてしまい、

じわじわと靴下にも水が染みてくる。

 

しばらく行けば視界が広がり草原に。

熊見平だ。・・・名前よ。

 

また笹。

 

ちらほらとモロビも。

ふわりといい香りが漂う。

 

笹が途切れると湿原に。

 

ガスがなければ広大な草原の稜線と

秋田駒の展望が素晴らしいのだろうなあ。

 

また笹。

だがしかしだいぶ背丈が低くなってきた。

ここまでの笹の露ですっかり靴下まで濡れ

靴のなかは沢靴状態だ。

 

木道が水没していた。

 

8:40、宿岩。

ちょうど湯森山と笊森山の中間点にある。

 

宿岩を過ぎると大きな岩の間を進み

草原へ。笹藪はもう終わりかと期待がふくらむ。

 

ガスで周りの様子が見えないので

どこにいるかさっぱりだが

この平坦な雰囲気はきっと笊森山の

山頂部に至ったのだろう。

 

9:25 笊森山到着。1540m。

このコースの最高峰だ。ガスがなければ

目の前に乳頭山を見下ろすいい展望地だ。

まあいい。また明後日、来るべ。

笊森山から乳頭山

本当なら展望のいい笊森山で

見渡す限りの山並みとこれから行く乳頭山に

おおいにテンション上がるところだが

何も見えないので淡々と

コルへと下っていく。

 

途中、千沼ケ原分岐を過ぎる。

標柱が苔むすまでクマにやられず健在であることに

感銘を受けながら進む。

 

草原となってもういいかげん

薮はないだろうと油断する。

 

が、やはり笹藪だ。

もう湯森だの笊森だのと言わず

全域笹森山でいいんじゃないか。

 

ここで再び千沼ケ原コースと交わる。

 

なんと、ガスが上がり始めた。

行手に乳頭山が見えてくるではないか。

 

眼下には池塘が。

 

ようやくてんくらAの本領発揮だ。

乳頭山がくっきりと。

 

青空まで見えてもう夏みたいだ。

 

笊森山のガスもとれた。

 

最後の登りだ。

ここを100mも登れば山頂だ。

 

乳頭山の柱状節理。

かつての火山の痕跡だ。

 

10:49、山頂。

雪のない山頂は久々かも。

 

プレートは1477mバージョンと

1478バージョン。

 

乳頭山から一本松コースを黒湯へ

下山は、孫六コースならば途中で

避難小屋で休憩もできるのだが

雨の続いたあとだからきっと

あのコースならばドロドロである。

 

本日は一本松温泉コースへ。

少し前のガイドブックでは道は不明瞭など

書かれているが、整備もされて不安な箇所はない。

 

秋田駒とその右には田沢湖も。

 

しばし草原を楽しむ。

 

そしてまた笹か、という感じだが

さほど続かない。

 

登山道はよく整備され

急ではあるがこんなふうに丸太や木道が

敷かれている。

 

ぐんぐんと標準コースタイムで1時間30分ほど。

ススキが被っているところを抜けると、

 

野天風呂だ。ここが一本松温泉跡。

12:25。

足湯くらいはしたいなと思っていたが

あいにく、靴のなかがびしょ濡れで

一回靴を脱いだそのあとでまた、濡れた靴に足を入れるのが

嫌過ぎる。なので、今回足湯は見送る。

 

温泉跡地を過ぎてすぐ、渡渉がある。

ここは→マークがこまめにあるが

とてもとても小さいので見落とさないように注意しよう。

 

渡渉が終われば黒湯はもうすぐだ。

 

こんな、ややしなった橋を渡る。

 

13:00、黒湯温泉到着。

この先の道は、わかりにくいが

黒湯温泉敷地内の横、ピンク矢印のところに

道がある。

 

黒湯からは30分ほど、舗装道を。

気が向いたらブナの森のなかに散策路があるので

そこを通ってもいい。

が、今日は蚊が多くてやめた。

車道とはいえ、ブナの二次林の美しい道である。

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