2012年6月23日 森吉山から小池ケ原を経て割沢森

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6月。雪解けとともに森吉山は花のシーズン最盛期に突入。
毎年登っている森吉山だが、雪のないシーズンはあまり登ったことがなく、ましてや、花のシーズンに登るのは今回がはじめて。
ちょうど、このブログのタイトル画像が真冬の晴天の森吉山だ。


本日は割沢森まで縦走予定なので、ズルしてゴンドラ利用。
天気は雨だし、のんびりモード。
9時5分、ゴンドラを降りて登山スタート。
こんな雨天にもかかわらず、花目当ての登山者が多いこと!
大型バスも何台か、登山者を乗せてやってきた。


団体に巻き込まれないうちに、逃げるようにスタートダッシュ。


雨の木道脇、シラネアオイが咲いたばかり。
ゴゼンタチバナや、アカモノもしっとりと花盛りだ。


ふいに甘い香りが漂って、前を見るとモロビ。
森吉ではだいたい標高900m~950mからモロビが、甘い香りとともに出てくる。


まだ雪が残っていたが登山道はしっかりと出ている。
ただ、木道が滑りやすいので要注意だ。


雪が消えたばかりの斜面にショウジョウバカマが顔を出していた。


アカモノ。薄いピンクの花とガクの赤がかわいらしい。


ハクサンチドリ。


お! ニッコウキスゲ。
季節が早くも、夏に移ろうとしている。


ゴゼンタチバナの群落に紛れ込んだイワカガミ。


あっというまに石森が見えてきた。
厳冬期は吹雪で視界が悪く、右手の雪庇が怖い俗称「町長落とし」の稜線も登山道に導かれてあっけない。


積雪期には石森に上がって、コンパスを阿仁小屋にセットするのが習慣だが、本日は木道をたどって、石森の脇を巻く。


付近にはちょっとした休憩スペースがある。
きっと晴れていれば森吉山の展望スポットなのか。


なんと、マンサクが見頃だった。
小ぶりでかわいいマンサクだ。


そしてヒナザクラ。
雨に濡れて、みんなうつむいている。


登山道脇には池が点在する。


冬、ホワイトアウトのときは慎重にルート旗を差して通過するあたりも雪がなければこんな穏やかな場所。


小屋が近づくとモロビが密生していて甘い香りが漂う。
やがて「魔除けの鐘」が見えてくる。


9時40分、阿仁小屋到着。
冬はあの二階の窓から入っているのだが本日は玄関がちゃんと開いていた。


小屋をあとにし、山頂への登りに取りかかる。
ツマトリソウがかわいらしく咲いている。
お気に入りの高山植物。


雨は止む気配もなく、石の登山道は水が流れて、さながら沢歩き。


山頂が近づく頃、稚児平の草原が開ける。
登山道脇のロープの向こうにはチングルマの白い群落が一面を覆い、森吉山ならではの濃いピンクのイワカガミがアクセントとなって、思わず歓声があがる景観。


晴れていればこのお花畑でコーヒーブレイクしたいところ。


花の稚児平を過ぎるとまもなく、山頂の標柱がガスの中に現れた。
右側が山頂。


10時13分、森吉山山頂。
ガスで展望はないけれど、本日は花ねらいなので問題ではない。
冬は猛吹雪に叩かれて逃げるように下山する山頂も
本日はしとしととやさしい雨が降るばかり。
さて、次は森吉山の花の核心部、
「山人平」へ向けて出発だ。
続きますよ~。

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