森吉山初め

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年明け三ツ石山に引き続き、
2座目の詣で先は森吉山。
自宅を出るときは雪だったが、
だんだんと晴れて来て、
阿仁スキー場に着く頃には、青空が広がっていた。

ゴンドラは、
朝日の中をまっすぐに終点まで進むも、
途中からうっすらとガス。
それでも、無風で穏やかな森吉の朝。


本日は残念ながら先行者が一名で、
一番乗りは成らず。
雪はこの時期の阿仁にしてはめずらしく、
やや重め。
数日間降った雪が締まったのか、
ひどいラッセルにならないだけ
ありがたいかな。

石森に着くとさすがに風が出て来た。
回りはもはやガスで見えない。
ここで阿仁小屋にコンパスを合わせ、
さっそくルート旗の出番。


阿仁小屋は雪が少なくて、一階入り口が出ていた。
冬期の出入りに使う2階窓下の雪が少なくて、
出入りが大変そう。
外で小休止していると、後続パーティーの声が
遠くに聞こえて来た。

風はあるがそうひどくもなく、
山頂を目指すことにした。
小屋を出て、山頂へ向けて
角度を変えるポイントでコンパスをセット。
ここからはどんどんガスも濃くなって来て、
ルート旗はかかせない。


途中で先行者とスライドし、
コンパス頼りにホワイトアウトの中を進む。
そろそろ標高的には山頂だなと話していると、
ガスが切れた拍子に
すぐ先に山頂直下の標識が見え、
やがてシュカブラで丸く太った山頂標識が現れた。

いつもながら風が強く雪も混じって来た。
写真だけ撮って、
シールはそのままで撤収する。
途中2グループが、
トレースとルート旗を伝って登って来た。
山頂付近は風も強く、トレースなど
あっというまに見えなくなってしまう。

ルート旗やGPSなしに、このホワイトアウトの中、
大丈夫かなと心配しながらも、
帰りはルート旗は撤去しながら帰る。


山頂は気温がぐっと下がり、髪の毛がこんな具合に。
下山後は、阿仁スキー場そばのペンション、フッシュで
ワッフルとコーヒーをごちそうになった。

リフト券+ペンション1泊二食付きで
休日前は9,500円ととても
お得なスキーセットもあるみたいです。

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