2019年1月4日 グローブ検証1防寒テムレスVSブラックダイヤモンド

2019年1月4日 グローブ検証1防寒テムレスVSブラックダイヤモンド

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巷でウワサの防寒テムレス。
人によっては最強説も囁かれるし
うちの爺さんも雪寄せのために2、3個持ってる。
その雪国の雪寄せの定番アイテムがいま、
雪山の定番になろうとしている。

しかも安い。
しかもそこらのホームセンターで売っている。
噂の真相を確かめるハードルは
とっても低いので買ってみた。

そしてその威力を試したいと願いつつも
今年は暖冬だ。12月の馬場目岳も
暑いくらいで薄手のグローブすら
脱いだくらいだ。で、
ようやく先日の金峰山で試すことができた。

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裏地はこんな起毛。
値段以上でも以下でもないクォリティ。

金峰山の気温はさほど低くはなく
しかも晴天。それでも山頂の450Mでは
冷え込み、下山時には吹雪いてきて
おそらくマイナス4度前後にはなっただろう。
指先もだいぶ凍える。

風がないうちはこのテムレスでも良かったが
さすがに風が出てくると
薄手のゴムごしに冷気が感じられる。

そして手首部分が開いているので
雪や風が入らない工夫が必要だ。
また、作業用のアイテムだけあって
ゴムが滑りにくいよう作られていて
これがいちいち山中でわずらわしい。
とにかくいろいろなものにひっかかる。
カラビナ操作は特にやたらひっかかる。
材質的にロープワークに向かないのは当然だが。

とはいえ、なんだかとっても楽なので
結局山行中はずっと使っていたのも事実だが。
楽な理由は、そこそこ暖かいのに
薄手なので動きやすい点。
シビアな山行には向かないが
里山ハイキング程度なら、ひとつあると
便利かもしれない。

ダサいけど。

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で、吹雪いてきて環境が厳しくなってきたので
ブラックダイヤモンドのソロイストに
切り替える。
-9度~-26度対応。申し分なしのガチ山スペック。
さすがに手を入れた瞬間、風による冷気は遮断され
ちょうど、風のある雪山でツエルトに
潜り込んだときのような感覚である。

ただし、どんなハイスペックなグローブでも
一旦、かじかんだ指先に熱を与えてくれるものではない。
このスペックを生かすには、
かじかんだ指はいったん熱を蘇らせること。
あるいは指先を凍えさせないこと。
そうすれば、熱を逃がすことはないだろう。
さすがはテムレスの10倍以上の価格だけある。

購入したときのスペック紹介はこちら

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そういう意味ではこちら、

ハンドシューペーター(旧名称:エラス)
未脱脂ウールも同様。
オーバーグローブをつければ
今回の金峰山で試運転した環境においては
ブラックダイヤモンドのソロイストと
同じくらいの暖かさ。

雪山は個々の感覚や状況でかなり条件が異なる。
どれがベストだのどれが最強アイテムとは断定しきれない。
自分の感覚と、雪山の状況から
自分でアイテムチョイスの基準を
作っていくしかないなと思う。

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