高気圧ど真ん中!晴天の日曜日。
矢留山岳会の会山行で
県南の山伏岳へ泥湯温泉から。
ここは駐車場もあるし
家からも近いしで
積雪期は何かと重宝する山域。
昨年も同じ時期に登ったが
取り付きまでの冬季閉鎖の車道には
雪がなく、スキーを担いで歩いたが
今年はたっぷりと雪がある。
スキー隊とツボ足隊の混成チームで
8時ごろ出発。
ルートのログなどはこちらYAMAPからどうぞ。
7時50分、めいめいのギアで出発。
気心の知れた仲間同士の気楽さで、
車道を辿る派と
ショートカットで雪壁を
蹴り込み始める派に分かれ、
好き好きに登る。
道の脇にはハンノキが
陽気に誘われて開花。
冬季閉鎖の車道から、
登山道のある山腹に取り付く。
スキー隊には登りにくい急登が
何度か出てくる。
マンサクは満開。
青空に星の形に咲き揃っていた。
ひとまず最初の急登を登り終える。
ここで一息いれて
カラマツの森をコルまで降りる。
そしてまた急登。本日わたしは
スキーの準備を無精してツボ足。
雪はいい感じにしまっていて
踏み抜きもない。実に快適。
アイゼンでがしがしと登る。
カモシカの食事後。
歯型がくっきり。
天気もいいので
かなりのんびりと休憩を取りながら
まったりと登る。
だいたい今日は気温も高くて
がしがし登ったのでは
暑くてたまらない。
高松岳には小屋も見えてくる。
目指す山伏岳の山腹も
見えてきた。
広々とした山腹を楽しんでから
最後の急登へ向かう。
急登を登り切れば、尾根に上がる。
期待どおり鳥海山がくっきりと。
山頂までの気楽な登り。
天気のいい残雪期の山伏岳は
この爽快感がいい。
こんな登りやすくて
展望もよく、スキーでも
ツボ足でも楽しい山域だが
割とマイナーで、他の登山者が
見当たらない。
かなりのんびりと楽しんで登り、
やっと山頂。11時。
屏風のおきまりの景色を確認。
その向こうには神室連峰。
だいぶ雪も溶けている様子。
さらにその奥には
月山、朝日連峰まで。
体力と気力の余裕があったら
高松岳も行こうかと考えていたが
あまりに天気がよく
ついついのんびりしてしまう。
往復2時間ほどだが
まあ、きょうはいいか。
モナカの皮。
登山口で
ガイド仲間からもらった雷鳥。
高松岳に北アルプスの峰を重ねてみた。
さて下山。
スキー隊より早く出発。
スキー隊はあっというまに
追い越していく。
山腹付近には
熊だなの三密。
食べ放題だったのだろうな。
こちらはヤドリギ。
雲ひとつない1日でした。
コメントを書く