鷹巣山岳会恒例の、大寒山行へ
今年も参加して参りました!
昨年は総勢20人以上の大所帯で、
厳冬期の森吉山をシェアしましたが
今年は7人と少数先鋭部隊です。
お昼過ぎにゴンドラに乗り込み、厳冬期の森吉山へ
ロープを越えて踏み出します。
昨年大活躍のラッセル隊長が今回はいないので、
私もラッセル覚悟しましたが、
今年はO寺さんがズンズンと
新雪を踏み固めて進みます。
天候はご覧の通り。2週間前よりも
視界は悪く風も強い。
しかしながら少数先鋭部隊は、
あっというまに石森に到着しました。
ここでこの先の状況を読み、
ルートを確認はお決まりです。
今年も森吉山の鍋奉行様、
阿仁スキー場の注目の的でした。
さて、石森から先は慎重にルート旗を刺しながら
ホワイトアウトの中を進行します。
先頭がルートをそれると、後続からもっと右、
もっと左と修正の声がかかります。
ホワイトアウトの中は、ちょっとした拍子に
自分の向いている方角や
ルートが分からなくなってしまいます。
そんなときは列の後方にいる人が、進行方向のずれを
チェックしやすいのだそうです。
順調に阿仁小屋に到着!
2週間前は雪が少なくて、
2階窓から入るのが大変そうでしたが
本日は適度な高さまで雪も積もってました。
モンスターもモコモコと育っておりますが、
皆さんの話では先日気温が上がったときに、
一度雪が落ちたらしいです。
窓は凍り付いていて開けるのに難儀しました。
阿仁小屋の中はマイナス7度。
まずは軽く祝杯をあげてから、空身で山頂へ向かいます。
昨年は晴れ間も覗き
ダイヤモンドダストが煌めいていましたが
本日は、厳冬期らしい厳しいお天気。
それでも「いぐべ!」と
山頂を目指す皆様、頼もしいです。
いつになく視界が悪いなか、
ルート旗を刺しながら慎重に進みました。
稚児平は、進行方向が変わるポイント。
ここは特にルート旗ベタ打ち。
風が一段と強まると、山頂はすぐです。
2週間前に、シュカブラで
丸くなっていた標識は本日はスリム。
そばに、シュカブラの大きな固まりが落っこちてました。
風が強く、写真だけ撮って早々に撤退。
とにかく視界が悪いので、
はぐれないように固まって進みました。
昨年は大人数で体育座り宴会でしたが、
本日はストーブを囲んで
ゆったりとしたスペースで新年会でした。
きりたんぽ鍋と、日本酒、ビール、焼酎、ブランデー、
ウィスキー、ワイン。全部、きれいに頂きました。
小屋はだいぶ暖かくなりましたが、
それでも夜中私は寒くて
あまり眠れず、シュラフの中でうとうと。
朝は窓がうっすらとピンク色だったので期待して
窓を開けましたが一面のガス。
風も雪もなかったのは一時だけで
すぐに雪が降り出し、風も出てきました。
昨年は雪に埋まっていた駐車場のクルマでしたが、
今年はこの程度。ほっ。
今年も、思い出深い大寒山行でした。
鷹巣山岳会の皆様、
そして今年のラッセル隊長の本荘山の会O寺さん、
ありがとうございました!
Wアウトで寒々としていることもあり、鍋奉行様のご活躍と、ストーブ&ランタンの明かりが際立っていますね。
でもこんな“大鍋”だと、ストーブで調理するのも大変なのでは・・・?
きっと粘り強く飲みながら、出汁が出尽くしたところを戴くのでしょうかね。
Qさん、おはようございます。
おっしゃる通り、この大鍋が出来るまで
仕方がないので(^^)お酒を飲みながら
待つわけです。飲んだあとのきりたんぽ鍋、最高です。
秋田の山行はきりたんぽ鍋が出現頻度、高いですね。
青森は何鍋でしょう?
お~ん、おんおん、今年は大寒山行に行けなかったお~ん(笑)
日曜は平野でもジュネスでもまぁまぁの天気だったのでさぞ森吉もえがったと思ったのですが大寒山行らしい山行で良かったですね。
「鍋奉行様」もお元気そうで何より。
今年も良いとウワサのRT沢への激パウ滑降は叶いそうになく残念です。
7年振りに若い振りしてスモボして足腰ガタガタのおやぢより。
おやぢ様、泣かないで~。
イケメン従えてスノボしてきたようですね。
ジュネスは天気は良かったのか~。
森吉は大寒の名に恥じることのない立派な悪天でしたよ。
森吉山は、樹氷だの花だのでたおやかなイメージがあるものの
なかなか厳しい山ですね。
フェイスマスク忘れて、大変でした。