たまには家の手伝いでもしなきゃバチがあたるってもんだ。
そんなことを考えていたら、今日も爽やかな晴天。
こんな晴天、山に行かなかったらバチが当たりそう!
慌てて森吉山、阿仁スキー場からゴンドラに乗り込んだ。
9時35分、ゴンドラ駅終点に降り立ち、
今日は団体客が多そうなので、巻き込まれないうちにと
早々にスタート。
ホツヅジが登山道脇にひっそりと。
ニッコウキスゲがコントラストの強い夏の
景色を彩る。
俗称「町長落としの谷」を右に、
石森に到着。
石森付近は森吉山のビューポイント。
前回6月は雨で見えなかったが、本日は山頂の標柱まで
よく見える。
石森付近の休憩場所。
登山しない人も、ゴンドラ使ってここまできて
ティータイムするのもいい。
・・・シラネアオイさん、だよね?
すっごく色が濃くって、花びらがカールしてるけど。
季節を間違えたのか。
石森を過ぎ、コルへなだらかに下りながら阿仁小屋へ向かう。
冬はルートを誤りやすい場所だが、夏場は
池の脇を木道が通る、のどかな場所だ。
振り返ると右側のとんがっているのが、一ノ腰。
左のなだらかなピークが先程の石森。
あの真ん中付近には森吉神社がある。
イチゴが食べごろ。ラッキー。
阿仁小屋が近づくと
魔除けの鐘の音が聞こえてくる。
10時15分、阿仁小屋。
冬は二階の窓から出入り。夏は玄関から。
さて、あとひと登りで山頂。
今日は晴天の夏山だというのに、さらっと爽やかな空気で快適。
モロビの新芽。もう少しでサヤが落ちる。
キンコウカ。
昨日も沢沿いを黄色く埋めていた。
ハクサンフウロ。
ハクサンシャジン。夏の花が勢揃いです。
稚児平にさしかかると、山頂まであと一息。
6月にチングルマとイワカガミが咲きこぼれていた斜面も
今は、ニッコウキスゲにバトンタッチ。
稚児平の休憩スペース。
山頂が込んでいれば、ここまで下りてランチがおすすめ。
割と空いている。
10時50分。山頂。
賑わっています。
山頂から阿仁小屋。
登山道を歩く団体の列が見える。
本日は鷹巣小学校の登山隊が入っている。
天気に恵まれてなにより。
山人平方面へ向かう。山頂を過ぎるととたんに
こちらは人もまばら。
一ヶ月前は雪で埋まっていたのだが、
すっかり溶けている。
雨のなか縦走した稜線が見える。
左のピークがヒバクラ。そこからその先のピークへ
なだらかな尾根歩きが続くのだ。
一ヶ月前は雪で覆われていたっけ。
これが一ヶ月前のこのあたり。
雪融けあとにはチングルマが
短い夏に遅れないようにと、大急ぎで咲いている。
イワカガミ。
ヒナザクラ。六月は雨に打たれて
みなうつむいていて写真が撮れなかった。
やがて湿地帯に。ここを抜けてモロビの森に入ると
甘いような澄み切ったような、独特のモロビの良い香りがする。
とても心地のいい香りで、ちょっとした森林浴だ。
湿地の片隅で見つけたモロビの
松ぼっくり。
振り返ると森吉山。
あの反対側から登って来たのだ。
ほどなく山人平に到着。彼方にヒバクラ岳が見える。
斜面を埋め尽くしていたチングルマの群落は
綿毛となってそよいでいる。
森吉山を振り返る。
同じ場所。一ヶ月前。
山人平のチングルマ。
一ヶ月前はこうでした。
クロミノウグイスカグラ。長い名前だけど
この実が黒く熟すと、とても美味しいらしい。
森吉山の山頂に戻ってきた。
ちょうど鷹ノ巣小学校の子供たちにも
下山の号令がかかっていた。
一足先に、下山しますか。
阿仁スキー場のレストランで
お決まりのソフトクリーム。
本日は夕張メロンソフト。

平日に森吉山!うらやましい限り。夏山の花も色鮮やかなり。今度暑い日は沢に行きましょうね。
ブログアップが遅れて平日ですが、
日曜日の山行でした。九階の滝の翌日です。
シャワークライミングしたいこのごろです。
2日連続で森吉に通ったんですか。
好きですな~(笑)
ま、それだけの魅力が森吉にはありますよね!
レストランのソフト、この前初めて食べたけど
意外においしかった!
ソフトおいしいよね~。
下山後は格別です。
登頂記念ソフトとか作ってくれないかな~。