
我がふる里、平鹿町。平鹿平野からよく目立つ三角山が
金峰山だ。標高452m。山頂には金峰山神社がある。
家から近いし、さくっと短時間で登れるので年に数回は登る山だ。
今週末の天気は土曜日快晴で日曜日が雨。
まともな登山者なら土曜日に動くだろうが、土曜日は
何だかテンションが上がらなかった。
フィギュアスケートの男子シングルFSが気になって。
結局ライストに張り付いていた次第。。。

そんなわけで、日曜日。雨マークがあるものの
何だか山歩きがしたかったのでいつもの金峰山へ。
長く山歩きをしてきて、いいかげんいい歳になってくると
ふとこれでいいんだろうか自分。てな気分にときどき陥る。
本当に自分は山に行きたいのだろうかと。
そんな自問自答が湧き上がるのは、
たいていまだ寝ていたいが
どうしようもなく快晴の休日の朝のことではあるが。
しかし最近は人生も折り返し地点にもなると、
年中山ばっかりで本当にいいのか自分!
てな問いが頻繁に気持ちに揺さぶりをかけてくるのだ。

だが雨の予報だが構うものかとザックに荷物を詰めこんで
身支度していると、久々に気持ちが晴れ晴れとしてきた。
本当に山に行きたいのかという自問を試すようにして
平地で休日を過ごしたところで、これと言って
心ときめくようなこともなし。
結局は、私は山歩きが好きなのだ。
気持ちがワクワクしてくる。これでいいのだ。
さて、8時30分ごろ、
通称「まぐら道路」を温泉ゆっぷる付近の
赤い点滅灯の林道に入る。
明沢ダムへの林道の雪はまだこの状態。
車を除雪最終点の施設脇に止めてスタート。

15分ほど歩けば明沢ダムに到達する。
このあたりからようやく金峰山の山頂が見えてくる。
葉を落とした木々の隙間から神社も確認できた。

この金峰山一帯はユキツバキの群生地。
雪融けからすぐに咲くので、いつも見逃してしまう。
まもなく咲きそうだ。

今年初のマンサク。

9時7分、登山口到着。
いちおうワカンを持ってきたが、必要はなさそうだ。

尾根にあがるとベンチなどが出迎える。

やさしげな階段があるが、ここから急登が始まるから
油断ならない。
ところどころ雪があり非常に歩きにくい。
いっそ、雪があったほうが
ラクに登れるかもしれない。

貴重な埴生の説明。
低木層にユキツバキが優先するブナ極相林として
植物社会学で貴重なのだそうです。

ラストの登り。ここまで来るとだいぶ傾斜が和らぐ。

9時33分山頂。結構のんびり登っても
30分足らずの登山だ。

山頂神社。
神社にお邪魔するのも何だかなと、
ベンチでお茶の準備をしていたら
ポツポツと雨が降り出した。

雨ではしょうがないので、お社にお邪魔。
腰を落ち着けたら雨は止んだ。
神様が神社に招いてくれたような気もする。

お菓子は八郎潟のいちじくようかん。
プチプチといちじくの種がうれしい。
イチジクは子どもの頃から好物なのだ。

イチジクの仄かな甘みを
ゆっくりと口中で味わっていると
シジュウカラが手前の梢にやってきて、
さえずり始めた。
枝の向うにはふる里平鹿の田園が広がる。
冬には聞こえて来ない
里の様々な作業の音がここまで届く。
イチジクの甘みとともに、地元の春を味わう。
ふと、このお社の真っ正面に
鳥海山が見えることに気がついた。
ここの神様はこのとっておきの景色を見せたくて
神社に招き入れてくれたような気がした。

ひとしきり甘味を味わい、抹茶を点てる。
久々の一服。

久々の一服は抹茶の賞味期限が大幅に過ぎていて
風味がイマイチ。
なので、コーヒーも淹れて味覚を満足させた。

10時20分。里山とはいえ、
標高400mを超えると気温は低い。
寒くなってきたので下山する。
下山には西側の登山道を使って周回ルートにする。
こちらも急だ。
足回りはスパイク長靴をおすすめする。

こちらのコースもユキツバキが群生する。
いっせいに咲いたら圧巻だろう。

ようやく傾斜が弛み、登山道らしくなる。

10時40分、コースの入山口に到着。

ここからは旧リンゴ園を舗装された道を辿って
下山して行く。
平鹿リンゴの里ではあるが、雪害や後継者不足で
年々リンゴ畑は姿を消しつつあり
ちょっと寂しい風景だ。

途中で振り返って山頂を見納める。

里が近くなったころ、キクザキイチゲを発見。

キブシの花も咲き始め。

11時、道路が近づき姥杉と爺杉の横に出る。
何度観ても立派な老夫婦だ。

道路に出てここから15分ほど歩けば出発点に戻る。
車に着く頃、ぱらぱらと小雨が降り始めた。
何と言うタイミング。
帰りはゆっぷるでのんびりと汗を流した。
プチ山歩きは魂のリセットにちょうどいい。
なるべくのんびりと一人で寄り道しながらがいい。




無花果 好きとは(*^_^*)
オラも砂糖煮が大好物。林檎砂糖煮も・・・
ストレートウィスキーに合うのだよ~
ウイスキー!確かに合いそうですね。
イチジクの甘露煮というのでしょうかね、よく母方の
祖母が作ってくれて、未だに大好物ですね。