2019年12月22日 太平山前岳金山滝コースから

2019年12月22日 太平山前岳金山滝コースから

積雪期の山歩きはアプローチの問題もあって
雪国ではどうしたって登れる山域が限定される。

その貴重な雪山ルートで人気なのが
秋田市内ならばここ、太平山の前岳。

とはいえわたし、
まだ一度しか登ったことがないので
この日曜日に登ってみた。

ーーーーコースタイム休憩込みーーーーー

09:25 金山滝ルート駐車場(手前のほう)

09:28 登山口

10:05 291.7の三角点

10:58 分岐

11:12 女人堂

11:24 前岳山頂

11:42 分岐からオーパス方面へ下山

12:22 オーパスリフト終点

12:52 オーパス駐車場

※オーパスから金山滝登山口まで約2キロ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今日はガイド企画で真人山スノートレッキングだったのだが、
あいにく肝心の雪がなく中止に。

とはいえ天気もいいし、ということで
太平山の前岳へ。

金山滝ルートは初めて。

駐車場はこの奥の、登山口にもあるのだが
すでに満車のよう。

この第二駐車場ですら満車に近い。

この季節にこんなに入山者がいるのかと
さすがは秋田市近郊の山だなとかなり驚く。

県南なんてほとんどの山はこの季節、貸切だ。

 

人気ぶりにじゃっかん及び腰ながらも
遅いスタートなので、人はすでにいない。

普段通り静かな山歩きではある。
登山口までの道すがら、

まっすぐで立派な杉があって「親杉」。

昨日は平鹿金峰山ふもとで
「爺杉・婆杉」をみてきたばかりだ。

 

さて登山口。苔むした風情ある橋に
ときめいたがよく見れば

通行止め。
崩壊の危険があるようだ。

 

なのでこのブロックを渡っていく。

ここで標高100mほどなので
今日は久々にがっつりと674mの登りだ。

 

ブロックを渡るとすぐに急登に階段がつけられている。

 

階段を上りきると金山滝を見ることができる。

金山滝神社があって
三吉さんと、火結(ほむすび)大神、祓戸(はらえど)大神が祀られているようだ。

 

滝のあるような地形なのでもれなくこのように難所である。

雪のシーズンには凍りついているようなので慎重に。

 

登り切れば小さな祠が滝の上に。

岩屋にすっぽりと。

 

道は平坦になって少し行けば八宗山神社だ。

 

その先、やや下って渡渉。

丸太は滑りそうでその下の岩を通過した。

 

登山道らしくなるも
急登で「スベル」の注意書きの
あまりにストレートな注意喚起と
書体が地味にツボる。

 

さて前岳までのこのルート、
緩急あっていい感じにメリハリのあるコース。

急登が3回ほどでてくる。

ここが第一急登と呼んでおこうか。

100mちょっとの急勾配を登る。

 

急勾配のあとは、遊歩道のようななだらかな山道がしばらく続く。

 

林床にはエゾユズリハが多い。

実をつけていた。

 

一度、伐採が入ったからか見事な赤松が随所に見られる。

 

赤松のほかにも信仰の山なんだなと思わせる石仏も
随所で登山者たちを迎えてくれる。

 

291の三角点。

登山道の脇の小ピークにある。

踏み跡があるので見落とさないだろう。

 

標高があがるにつれこの立派な赤松の林にもちらほらと
松枯れに蝕まれた木が出てくる。

 

松がれで朽ちた松の根元をクマがほじった跡。

いつか倒されそ・・・。

 

ずらりと石仏の小径。

信仰の山ならでは。

 

さてここから第二急登のはじまり。

きりっとした急勾配はむしろ
ぐんぐん標高があがるので登りがいがある。

昨日、微妙な積雪の金峰山を難儀して登った分、
今日の急登は素直な登りやすい道に思える。

さてここから第二急登のはじまり。

きりっとした急勾配はむしろ
ぐんぐん標高があがるので登りがいがある。

昨日、微妙な積雪の金峰山を難儀して登った分、
今日の急登は素直な登りやすい道に思える。

 

そして再び平坦な道。

昨日の雪なのか、霰なのか
ざくざくとして凍っているのでとっても歩きやすい。

 

そして第三急登。
先発登山者に追いついた。

 

金比羅さんも祀られているのか?
日本ならではのこの神様の多さよ。

 

分岐到着。

ここでオーパスルートと合流する。

オーパスルートはスキー場からなので
営業時間を狙えば標高334mからスタートできる。

もちろんスキー場脇にもルートがある。
その日の気分で選べる。

 

主稜線付近は標高もあって樹木はブナが目立つ。

二次林の細い若いブナが多い。

 

北側には馬場目岳。
あちらはそれなりに雪がありそう。

 

さて、最後の登り。

勾配はこれまでよりはゆるいが結構足にくる。

フィギュアスケートで言うところの
フリー演技後半最後のジャンプで
クワドジャンプ跳ぶような疲労感だ。

きっとこんな状態なんだろう。

全日本選手権真っ只中なので
羽生選手を見守る全国のオカンの
一人としてはどうしても
そういう発想になってしまう。

羽生選手、怪我さえしなければ
おかん目線では今年はそれこそが大収穫だわ。

 

女人堂跡。

数年振りだが、朽ちかけた鳥居は昔のままだ。

 

靄があるが海まで見える。

ぼんやりと男鹿半島や八郎潟も今日は見ることができた。

 

さて、山頂へ。

以前12月1日頃にきたときは、
ラッセルするほどの積雪だったが今日はまるで
太平洋側の山域にいるかのような雪のなさ。

 

山頂は山腹を巻く道もある。
プチぐるっとコースにするか。

 

山頂。

あんなに入山者がいたが誰もいない。
中岳を目指した人も多いのだろう。

 

梢越しに太平山地の主稜線を目でたどる。

奥岳はキリッと鋭い白い三角形。

 

さて、下山。

 

分岐まで来たら、ここからオーパススキー場へ。

登山道に雪がついていて行く手が白く浮き立つ。

 

登山道脇の杉。

名前があるかと期待したら何もなく。

夫婦杉とか書かれていそうなところだが。

 

登山道を挟んで両脇の植生が異なっていて興味深い。

北側は急峻な地形で、ネズコかアスナロ。

 

クロベかと思ったが裏を見ればアスナロだよね?

 

いつのまにかブナの木が少なくなり
杉も出てくるとまた「スベル」の注意喚起。

 

オーパスコースの登山口到着。

ちなみにここまで車が入ってこれる。

 

本日はテクテクとゲレンデ終了点まで歩く。

それにしても12月下旬だし冬至なのだが、
まるで春か初冬のような秋田の冬の山歩きだ。

 

 

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