2013年6月1日 南郷岳

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標高681.1mの南郷岳は、
秋田県横手市にある山間の山内村の
南郷にある、古くからの信仰の里山だ。
 
国道107号線を、北上線相野々駅方面へ入って行き、
さらに、南郷温泉を過ぎたあたりから、
バイパスのように迂回する小道に入ってすぐ、
林道へ続く小道へ右折。
すぐに入山注意の看板のある方向へ右折。
 
 

地形図では、この小道に入って間もなく
里からピーク356を経て、
山頂へと延びる登山道が記されている。

が、本日は気付くことができずそのまま林道を進む。
あとで調べたらこの道は、廃道になったようだ。

間もなく南郷岳が見えてくる。
昭和30年代まで女人禁制の山だったそうだ。
山頂には金峰山神社がある。

やがて、南郷岳登山口入り口の標柱があって、
左の林道に入る。

これが林道赤渕線だ。5合目まで伸びている。
この林道は今のところ、
地形図には記されていなかったが
分県ガイドには掲載されている。

ここまでの林道南郷線を、
このまままっすぐ行けば、
南郷温泉から伸びる太平コースと交差するのだが
登山道の標柱はなく、
その入り口は見つけにくくなっている。
踏み跡は明確にあった。

ここから先、林道赤渕線は、
片側は深くえぐれていて
ちょっとドキドキしながら慎重に通過。

ぐんぐんと高度が上がって行く。

広場に出て、駐車スペースとなっている。
太平コースの登山道とは、ここで合流する。
が、車はまだこの先へ入って行ける。

200mほど車で進むとやがて、
道幅は狭まり登山道が現れる。

駐車スペースには2、3台は停められるだろうか。

9時23分、スタート。

登山口にはストックが数本。
たぶん、ご自由にお使いください、ということだろう。

エゾハルゼミの声が涼やかな初夏の南郷岳は、
道幅も広く、きれいに整備され、気持ちいい。

長く地元の人に、信仰され、大事にされていることが分かる。

430m付近の平たん地で、登山道はやや南東へ。

東に見えるは三森山。あちらも一時間ぐらいで登れる、

手頃で展望のいい山だ。
(2026年現在アプローチの林道崩壊中)

エゾハルゼミの抜け殻。

気をつけて見ていると、あちこちで見かける。

南郷岳は県南ならではのユキツバキの群落が見られる。

明るい林の中の、ツヤツヤとした葉っぱと
あでやかな赤は、独特の景色だ。

八合目のお隣堂までは、なだらかな道が続く。

今年初の山スカ。
こういう山歩きならではのイデタチ。
TPOってやつです。

ツクバネソウが登山道脇に見頃。

この植物は、お茶の席にも
よく使われるおなじみの花。
ときどき5枚葉も見られる。

10時。八合目のお隣堂。
女人禁制の頃は女性はここまでしか
登ることが出来なかったそうだ。

南郷から伸びていたかつての登山道は、
ここで合流していたようだが、
本日はその形跡には気がつかなかった。

ここは東側が開けていて、三森山の絶好の展望地。
北を見れば、和賀岳の、まだ白く
残雪を抱いた悠然とした姿が、遠目にもよく目立つ。

ここからは、等高線が込み入った急登となる。
急勾配をほぼまっすぐに、
苔むした石段が360段。
山頂神社まで続く。

狛犬の奥には大黒様。

こちらはどなたか、分からない。

風情がある。

が、めちゃくちゃ急。

急な登りが石段とともに終わると、
枯れた杉の木のまわりを、
スミレの群落が埋めていた。

10時22分。山頂の金峰山神社。

お参りしたら、この後ろへ回って行く。

一等三角点だけあって、
刈り払われた西から北にかけては、
見晴らしが素晴らしい。

うっすらと、岩手山も確認できた。

そして、歓声が上がるのは、展望のスター鳥海山。

ここは広く刈り払われていて、山頂休憩にはちょうどいい。

一本だけ残されたブナが風情を添える。
が、風に弱い木。行く末がちょっと気の毒だ。

三角点。

見上げると桜が咲いていた。

ここで花見は、最高だろう。

暖かい季節だし、展望はあるし。桜もある。

山内から横手の町並みもよく見える。

神社の裏手には、最後の雪がひっそりと。

本日の大収穫はヒラタケ。
コシアブラはもう伸び切っていた。

こちらは林道脇のウド。

ダシが取れるヒラタケは
やっぱりお吸い物。

鶏肉とヒラタケで、にやけてしまうほど美味しい。

ウドと、少し取れたコシアブラはキンピラに。
ほろ苦さがたまらない。

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