2016年5月31日 山スイーツでドヤ顔しよう企画。ゼリーVS寒天。

2016年5月31日 山スイーツでドヤ顔しよう企画。ゼリーVS寒天。

以前、山でパンケーキを焼くという行為に
憧れた時期もあったがいろいろ面倒だな
という結論を出して、この件については決着した。
そして新たに思いついたのが、
山でゼリーを作るという行為についてだ。

荷物は極力少なく済み、
さほど面倒じゃない方法でやれることが
あるはずだと、常々考えていたのだ。

フルーツ缶の汁でゼリーを作れば、なるほど
見た目にはリッチだ。乙女感についてもクリアする。
がしかし。缶に入った汁物で、
山の荷物として許されるのは
ビールにおいて他ならない。

フルーツ缶持つくらいなら
私は迷わずビールを増やす。
じゃあ何の材料でゼリーを作るのがベストか。

さくっと、イチゴ味付きのハウスの
ゼリエースを持っていけば済む話だが
それじゃあダメなんだ。まるで気分がちがう。
それに、昔の話になるが園児のころ、
好物だったゼリエースを
食べ過ぎてお腹を壊して以来数十年間、
ゼリエースは食べていない。

そもそも、さほどゼリーが
好きなわけでもない。
山の中で、猛烈にゼリーが食べたくなって
下山を急いだこともない。

ただ、山の中という非日常で
いかに手数少なく荷物少なくスイーツを
作ることが出来るのか、唐突にそんな課題が
私の頭に舞い降りてきてしまっただけだ。


夜中だが、居ても立ってもいられず実験開始だ。
森永のクックゼラチン。
妹が良く使っているヤツだ。
そしてたぶん、偶然見つけたこれは
妹の買い置きなんだろう。まあいい。

作り方を見て驚いた。
なんと70度以上のお湯で
溶かすだけでいいらしい。

じゃあ、ポットのお湯でもいいというのか。
(ちなみに、ゼラチンは沸騰させてしまうと
固まりにくくなるので注意が必要だ。)
ちょうど貰い物で賞味が切れそうな
インスタントコーヒーがある。
どっちも粉末。ゼラチン4gに、
コーヒーも小さじで数杯あればいい。
これなら、余裕でザックに入れて行ける。


ゼラチン4gの一袋で、
250ccの液体を固めることができる。
シェラカップで300ccだから、このくらい。

これにコーヒーとゼラチン一袋を入れて良く撹拌。
意外とさっと溶ける。
が、シェラカップで撹拌しようとすると
こぼれそうだったので
他の器に移して撹拌した。


で、何せ想定するロケーションは山小屋だ。
ひっくり返すリスクを避けるため、
ポリ袋に入れる。

ポリ袋は耐熱温度が130度ほどだ。問題ない。
そして、冷やす。残雪があればいいのだが。
ゼラチンの凝固温度は10度以下なので、
理想は冷蔵庫や寒い山小屋の外である。
ゼラチンはなかなか固まらない。
冷蔵庫に入れて一晩置くことにした。


朝。ぷりっぷりに凝固完了。
おお。コーヒーゼリーには
手数を減らす目的で、砂糖を省いてある。
甘味は常温OKな練乳を使う。練乳は常温OKなので
山の非常食としても携帯できるし一石二鳥だ。


おお!いける。イケルぞ!


ゼリーといえば、気になるのは寒天との比較だ。
同じ固める系である。
ゼラチンで作ったコーヒーゼリーは絶品だが
固まるまでえらい時間がかかる。
山小屋で夜に仕込んで
朝のお目覚めスイーツにするしかない。

さて、寒天はどうだ。
寒天には「ぱぱ寒天」。
これは粉末タイプで2g入に小分けされている。
これも妹が良く使っている。
検証のため、この妹の買い置きを使わせてもらおう。


ゼラチン粉末は、コーヒー粉と一緒に
ポットのお湯に溶けば良かったが、
寒天は若干、面倒かもしれない。

まず80℃以上のお湯シェラカップ1杯(300cc)に、
ぱぱ寒天の粉末を溶かす。
が、寒天はゼラチンに比べると
早くも固まり始めるのでなかなか溶けない。
面倒なので火にかけて溶かし切った。

ゼラチンは高温はだめだが、
寒天はむしろ高温でしっかり溶かす。
が、ぐつぐつと煮立てすぎてもだめである。
ダメというのは
固まりにくくなるのだ。


寒天が溶けたら、ここでインスタントコーヒー。
砂糖を入れる人も、寒天が溶けてから入れる。


すぐに、ポリ袋へ。うかうかしていると固まり始める。


粗熱を取る。寒天を溶かした鍋には、
コーヒー寒天が早くも固まり始める。
鍋に残った寒天は剥がしやすいので、
食べてしまえば片付けはラクだ。


粗熱を水に入れて取る。その間、
洗い物などこなす。
30分ほどして、冷めたかなと引き上げてみると
なんと、冷めるどころかすでに
固まっているではないか。

寒天の凝固温度は30℃。常温でもすぐに固まる。
つまり、冷蔵庫のない夏の山小屋でも
余裕で固まってくれるのだ。


寒天の、
そのすみやかな仕事っぷりに驚きながらも
さっそく練乳をかけて試食。


おお!いけるいける。
ゼラチンのコーヒーゼリーとは
違う食感が楽しめる。

寒天なら、山小屋の夜の宴会中に仕込んでも、
余裕で終盤のデザートタイムにドヤ顔できそうだ。
コーヒーリキュールなんぞあれば、
なお素敵。
こんなん、出てきたら惚れるわきっと。
もっとも、作ってはみたいが
さほど食べたいわけではない私であるが。

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