石黒山ぐるっとツアー

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国道46号線を田沢湖方面へ向かう県道に入ると、
右手に大きく秋田駒が迫り前方には
なだらかな尾根を引いて、荷葉岳が目に入る。
その荷葉岳の東側、のっぺりと平たい山が石黒山だ。

三角点のあるピークが標高1097.1m。
その奥に1103mのピークを有す。
鶴の湯温泉へ向かう途中の林道から、
夏道があるようだが今回、
残雪を使って、山スキーで向かってみた。

石黒山のピークを踏んで、だだっ広い稜線を小白森へ。
そして夏道を辿って再び鶴の湯へ戻ってくるぐるっとコース。
もちろん、夏道はないので
残雪期だからこそ楽しめる周回ルートだ。

天気はお肌にはやさしい控えめな晴れ。
風もなく、あたたかな春山を楽しんで参りました。
7:32、出発は鶴の湯温泉から少し歩いた林道から雪の壁に
這い上がり、ちょうど地形図上は
道路に突き出ている尾根に取り付きます。


最初は杉の木が込んでいて
ややモチベーションダウン。。。行けるのか?スキーで。


ところが、下からは分かりませんが尾根を登って間もなく
視界がすっきりと開けて目の前には
朝日を受けた秋田駒が広がります。早々に歓声。


本日の強力な相棒その一。
いつもお世話になりっぱなしです。T中さん。
二日酔いでも山を選んでくれました。


本日の強力な相棒その二。
初登場、スキーアイゼン。本日大活躍でとてもラクでした。


山ではじめて見ました。
いまさらですがマンサクの花。


T中さんが楽しそうに指差すのは
クマが木登りした爪痕。あっちこっちにありました。


地形図上は杉林ですが、
若いブナがルートを楽しませてくれます。


ピーク814を目指しての登り。
ジグザグに進んで急な斜面を進みます。
スキーアイゼンがとても頼もしい。


タイヤ?アンモナイト?


9:30。ピーク814に律儀にあがって小休止。
そのあとまた少し登ると、なだらかなブナや
カラマツの森が広がります。
もうここだけでもかなり満足度高いです。


いよいよ山頂三角点に向けての登り。
地形図では木がたくさんありそうでしたが
実際には間隔が徐々に広がって、
見晴らしもよく、気持ちよくスキーが進みます。


二日酔いも吹っ飛ぶか??


目の前には秋田駒はもちろん、
乳頭山までのスカイラインが
きれいに広がり、岩手山も見えました。


石黒山の三角点は標高1097m。すぐそこです。
広々として、気持ち良さそうでしょ。


10:30。三角点登頂。
ここだけが平坦な山頂のなかで
うそっぽく盛り上がっている。分かりやすい。


熊棚発見。
山頂はなだらかで平坦。
実際はこの三角点よりもいくらか高いもう一つのピークも
踏みに、若いブナの木立になかをのんびりと。
あまりになだらかでどこが山頂か良くわからず
微妙に周囲より高い場所に立つ。あとで確認するとドンピシャ。


さて次はあの小白森山へ向かうよ~。
地形図そのままのなだらかで
ひろ~いルート。
ホワイトアウト時には絶対来たくない場所。


某国からの飛翔物体か?なんて本日は上空も気になる日。

(この日は某国からのテ○ドンで
ニュースは持ち切りだった)
ピンク色の木の森。
そろそろお昼休憩に。
広い間隔の木立のなだらかなルートは
こんなに気持ちがいい場所なのに本日、
入山者は我々二名。
・・・・T中さんいわく「へそ曲がり2名」。


本日のデザートはキンカン。
これがこのまま食べられて、皮が甘くてヒット。
コーヒーを飲む頃にはT中さんのアルコールも
だいぶ抜けた模様。やれやれ・・・。


あと数十mの標高差で小白森山。
モロビが現れ始めました。


あちらは大白森山。
石黒山、小白森に負けずに平坦な山。


13:39。小白森山頂付近。

このへんで山頂か、と折り合いをつける。
夏道にここで合流した。
ここからの下りはルート取り、慎重に。
シールは取らずに。
ルートは赤いマーキングが丁寧にされており
安心できました。


本日踏んだピークがもうあんな遠くに。
荷葉岳は昔は「加陽」と書いたのだとT中さん。
下から見ていると朝日が真っ先にこの山に当たることから
こういう字を当てられていたようです。


細い尾根のセッピ。こっちの尾根に行こうかと
当初思ってましたが、とんでもない。でこちら・・・・


こちらも怖かった。だって斜面が見えないくらいに急。
スキー、脱いだ方が早いのでは。という
素朴な提案は却下でした。確かにズブズブぬかりそう。
けど怖かった。下りでとても汗かいた。


その核心部を振り返る。本日一番の難所認定で異議なし。


ややげんなりする杉林を抜けて細い尾根を進むと・・・


道が途絶えて崖になってました。
すぐ下は林道。


で、またこんな難所を行く。


林道に出た。ここから沢沿いに鶴の湯まで
最後の歩き。
途中で尾の長いきれいな鳥が飛び立った。
キジ?山鳥?
木の根元の雪が溶けたところへ逃げ込んだので
そっと近づいたのですが、
その下の小川の空洞に潜り込んだ模様で、写真捕獲ならず。


15:09。鶴の湯。ただいま~。
きれいに一周して参りました。
休憩込みで8時間のコース。
見晴らしもいいし、
人もいなくてとても楽しいコースでした。
平坦すぎて天気が悪いと迷いやすいので気をつけましょう。

鶴の湯:7:32
石黒山三角点ピーク:10:30
石黒山最高点ピーク:10:42
小白森:13:39
鶴の湯:15:09

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