2011年8月28日 影鳥海の朝

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影鳥海山行 一日目はコチラ

3時30分。ご来光目当ての登山者が起き始め、
私も4時前には小屋を出た。
 

真っ暗な中、七高山へ向かうのは私だけ。
登りきると、明るくなり始めた地平のフチと、出たばかりの
ガラス細工のような、細い月。
 

朝の訪れに、昨夜の賑やかな星空さえ
静まりかえったガランとした薄明の空に
ただ一つの月。
胸が高鳴る美しさだ。

 


遠く早池峰山。ついに月も朝の光に消えてしまった。
 


4時58分。早池峰山の東にポツンと日の出が始まった。
 


昨日の夕日よりも、驚くほど深紅に近い色だった。
写真ではうまく色が写らない。
 


鳥海山の南側に静かにたたずむ雲。
この雲の下には、ときおり街灯が見える。
 


新山にも朝日がさす。小屋は夜明け前。
 


そして、日本海に伸びる影鳥海。
 


太陽が昇るにつれ、影鳥海の標高は低くなっていく。
 


やがて笙ケ岳付近まで、影は縮む。
 


そして鳥海山は朝を迎える。
静かな外輪山で、ゆっくりとコーヒーを沸かし
簡単な朝ご飯を済ませた。
 


ご来光を眺めていた他の登山者は、
小屋へ引き返した模様。
ここは風が通って寒い。
 


新山にかかるは、影七高山か。
 


6時頃、下山にとりかかる。
朝日に稲倉岳のルンゼが美しい。
 


この鳥は、人が怖くないのか
結構近くに平然と舞い降りる。
朝日を眺める私を、けげんそうに見ていた。
 


帰りも康新道を下る。ぐるっとコースで氷の薬師も考えたが、
見晴らしのいいこちらを楽しみたい。
振り返ると鳥海山の双耳峰が並ぶ。
仲のいい双子みたいだ。
 


8時40分、登山口。山頂からしばらくは寒かったが
下るにつれ、気温も上がりこんな日は
山スカが涼しくてちょうど良かった。
水面に映る逆さ鳥海。
 


祓川ヒュッテには登山道状況のパネルがあった。
水場の状況などが書かれている。
 

影鳥海山行 一日目はコチラ

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