朝、何となく始めた掃除に没頭してしまい13時30分となる。
半端な時間。どうしようかなと外を見れば
日差しもあり穏やか。
山に行きたいなと思い立ち、近所の真人山へ出かけた。
真人山は「まとやま」と読む。平鹿町にある390.5mの山。
名前の由来は、清原真人武則の居城跡であることから来ているのだとか。
清原真人武則は、前九年の役で源頼義を助け
安倍氏を滅ぼし、破格の待遇を得たようだ。
やがてその清原一族は、
勢力を増すも内部紛争を発端とした
後三年の役を引き起こし、源義家がこれに介入。
分裂した清原家の片方は滅び、片方は平泉へ渡り
藤原姓を名乗り、
世界遺産としても登録された「平泉」を築いた。
そしてその後三年の合戦が終わったのは12月11日のことである。
この季節に縁の山に登るのもいいかなと。

平鹿町醍醐から見える真人山。
麓には桜が美しい真人公園がある。

14時。公園入り口の駐車場から出発。
足は長靴。そしてワカンを念のため用意。

この付近は、山麓一帯がりんご園で
美味しさでブランドとなっている「平鹿りんご」の里。
登山口にはこんなりんごのモニュメントがある。
ちょうど前夜、
お気に入りのカクテルバーでオーダーしたのが
「エルマ(りんご)」というカクテル。
メニューには乗っていないのだが、
この店の店長さんが11月に行われたバーテンダー競技の
東北大会で出品し見事、優勝したカクテルだ。
何だか、本日は
真人山の由来といい、
りんごといい縁めいた山歩きとなった。

りんごのモニュメントを背に、
公園内のアスレチック施設の間を抜けると
やがて鳥居が出てくる。

山頂への遊歩道は、
途中まで三十三観音の散策コースでもある。

味わいのある観音像が雪の中に。

途中から三十三観音巡りコースと別れ
トラバース気味に登山道が伸びる。

歩き始めて間もなく、
展望がありベンチが設置されている。
ここまでだけでも、手軽なリフレッシュができそうだ。

松の大木の大きな枝が折れていた。
山中には、赤松が多くある。

落葉した木々の向こうに山頂が見えてくる。
意外に遠く感じるが、
ゆっくり行ってもここから20分もかからない。
登山道には、今朝か昨日かの先行トレースがあり
ラッセルしないですんだが、雪が固くてわりと歩きにくい。
長靴よりも、底の固い靴のほうが歩きやすかったかもしれない。

山頂付近の神社が見えてくるが
登山道はかなり大きくジグザグと付けられており
登るには楽だが、やや遠回りになる。

なので、雪の季節の良さで
ルートを外れて、直登開始。

14時48分。神社。

ここには三吉様が祀られている。

神社の前にはベンチ。

ベンチからは、平鹿平野が広がる。
おお!と思わず声があがる。

風が出て来たので
神社の陰で風を避けて、コーヒータイム。
おやつは阿仁のご当地おやつ「バター餅」

風に雪が混じってきたので、長居はせずに下山にとりかかる。
来た道を辿るのもいいのだが、
この神社までのコースはもともと、
西側の急斜面に付けられていた。
もう廃道となっているが、
下山にはこちらのルートを使うことに。

地形図も持っていなかったが、
この季節、落葉しているので見晴らしがいい。
迷う心配もなく、ぐんぐん下る。
下って行くと、往路と交差した。
GPSの軌跡をあとから確認すると、ほぼまっすぐに
ショートカットして下山できたことが分かる。


カモシカのトレースと途中で交差。
こんな所にもいるんだ~。

15時30分。公園内に出る。
登り1時間。下り30分かからないくらい。

駐車場から見上げると、神社がぽつんと。
家からも近いし、手頃な山があると
2時間ほどの空き時間が使えてうれしい。




真人山…
いつも「まびとやま」と読んでしまうんです。
由来が分かれば間違わない!と思ったら
藤原真人は「まひと」と読むんですよね…
どうして「まと」にしたんだろ(^_^;)
山の名前の読み方って難しいのが多いし
なかなか奥深いですよね。
茶筅をゴォ~とかき混ぜて抹茶カプチーノに
ならないか心配しとりました(^^)v
弟子ちゃん、こんばんは。
まと、と読むのも諸説あるようです。
地元の山は、謎解きが面白いですね。
登って謎が解ける分けでもないけれど
遥か昔の人と同じ視線に立つのは
面白いものです。
あ、歴女ではありませんよ。
真人山は我が家からも10分足らずで行けるので今度トレーニングに行ってみようかなあ~。しばらく山にも登ってないし、自転車にも乗ってないので体がなまり気味です。
ところで真人山は平鹿町ではなく増田町では?
びんちゃんさん、こんばんは。
真人山、トレーニングにするには3往復ぐらいしないと
物足りないかも。(^^;
平鹿じゃなかったですね。増田だ。
見えれば全部地元だと思ってしまう。
鳥海山の山頂も
私にとっては秋田の山なんだけどなあ。
へ理屈。