2015年11月14日 未脱脂ウールのグローブ

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未脱脂のウールが最強だと聞き、
今シーズンの指先の冷え対策にと
エラスのマウンテンを購入。
(ちなみにエラスは今後は
ハンドシューペーターという名前に
なるそうです。覚えにくい。。。)
情報源はプロ登山家の竹内洋岳氏の本。
ヒマラヤでも活躍するならと
他にも情報を集め検討の末、試してみることに。
とにかく私は指先が冷える。年中、
氷のようだ。アイシングに使えるんじゃないか
というくらい、冷たい。
上の写真のグローブでは指先が凍えて
だめだった。
右のミトンの中に、
ホッカイロを入れて凌ぐスタイルに
ここ数年は落ち着いている。
指先が凍えたらグローブのなかの
カイロを握りしめるのである。
つまり、指先の冷えにグローブだけでは
対処できていない。
ウールがいいと聞いたものの、
本当かあ?という疑問と
店頭の値段の折り合いがつかず、
なんちゃってウールっぽい手袋と
オーバーグローブを組み合わせてみたり。
ウールの手袋は
5000円以上するものもザラだ。
どーしても、普通の手袋がそんなに
高いことに納得がいかず、
しかも店頭で見るウールの手袋は
ほぼメイドインチャイナで、
ざっくりとした粗い編み目で
作りが雑に見える。
その美しくない在り方が面白くない。
そんなときに、未脱脂という
「普通」っぽくない規格で
エラス(ハンドシューペーター)の
グローブのことを知ったのだ。
メイドインオーストリア。
脱脂していないので、濡れにくく、
また多少濡れても保温性が高いとのこと。
ネットで調べてみると、雪を触っても
濡れにくいという感想が多い。
未脱脂ウールは独特のニオイがあると聞いたが、
防臭加工が施されていて
気になるようなニオイもなかった。
編み方も丁寧で、目が細かい。
これなら多少の風でも暖かそうだ。
折り返し部分を伸ばすと
手首からすっぽりガード。
ウールなので、ややチクチク感はある。
気になる人は、薄いインナーを使うようだ。
私はさほど気にならない。
未脱脂ウールは洗うと縮むので、
購入には大きめサイズを。
指先がやや摘める程度の大きさがいいとのこと。
二回り大きいのがいいという意見もあり、
店の方に相談したところ
かなり大きくなるので、店としては
一回り大きいサイズを
薦める場合が多いとのこと。私は
ジャストサイズが7.5だったので、8.0にした。
さて、今年の雪山の指先の
冷えはどうなるだろうか。追ってレポします。
サイズの割り出し方です。
①は生命線の始点から、
小指と手首付け根までの1/3を経由して、
くるりと手囲いのサイズを出します。
メジャーか、なければ
糸などでくるっと計りましょう。
②は中指の長さです。私はこれで計って、
ジャストサイズが7.5だったので
一回り大きい8にしました。
インナーを使う場合は、インナーを
はめてサイズを割り出せばいいでしょう。

 

 

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