2016年4月10日 秋田市郊外の筑紫森

NO IMAGE


筑紫森は秋田市郊外にある標高392mの里山だ。
標高こそかわいらしいものだが、
その山頂付近は見事な柱状節理が
見られる岩山でもあり、
ぶらりと気軽に出かけられる割には
変化に富んだハイキングを楽しむことができる。

前日秋田市内で飲んでそのまま一泊したので
そのついでに訪れた。
9時30分、スパイク長靴で出発。


キブシやアブラチャンの淡い黄色が春らしい。


足元にはスミレサイシン。


さらに進めば今年初のカタクリの花が出迎える。


9時50分、分岐に出る。表参道と裏参道だ。


カタクリが咲く裏参道へ進む。


こまめに看板が付けられているので安心だ。


10時6分。表参道登山道と合流するあたりで
本峰が見えてくる。
ここまでのなだらかな道から打って変わって
山頂がそそり立つ。


ここから登山道は一変する。
なにせ、山頂を示す看板の矢印は真上を示している。

実際、累々と重なる岩の急登を
ぐいぐい手も使って登って行く。


10時16分、傾斜が緩めば天狗の油こぼしだ。
正規登山道はちゃんと
岩を巻いて土の上についている。


が、せっかくなので
柱状節理の岩でできた痩せ尾根に
ルートを取ってみる。足元から下は断崖だ。
正規ルートではないので自己責任で。


10時22分、山頂神社が見えて来た。


黄砂でもやった空ではあるが、太平山地が見渡せる。
そして何故かいつもこの山頂には、
蝶が一匹いるのだ。


お参りし、コーヒーで一息ついたら千本垂木を見に行く。
ちなみにガイドブックではこちらのコースから、元のコースへ
ぐるっと周回できるようになっているが、
現在崩壊中で通行止めとのこと。


山頂から千本垂木方面への急な斜面を降りて行けば
日当りの良い登山道にイワウチワの群落がある。


咲き始めていた。愛らしい。


なんと、イワナシも結構な群落ができていた。
愛らしいピンクの競演である。


できれば実りの季節にも訪れたいところだ。


展望地に寄り道。奥の白い頂は白子森。
太平山地の最高峰だ。


猛禽類が高く鳴きながら風を切る。
繁殖シーズンが始まっている。


看板が出てきた。
登山道は急で、
特に下りでは登山靴では危険かも。
スパイク長靴が安心な山だ。


11時すぎ、天狗のすもう取り。


相撲取りよりもクライミングをしていたらしい。
古いボルトが残っていた。
以前は県内のクライマーのゲレンデだったが
事故と山域景観保護のため
今は全面的にクライミング禁止となっている。


足場はあまりよろしくないが、
看板がこまめに付いている。


三十三観音めぐり。


大きな岩場のくぼみに、
観音様がひっそりと鎮座している。


そしてこれが天然記念物の千本垂木。
見事な柱状節理が
無数に折り重なる垂木のようだ。圧巻だ。


くぼみには観音像が祀られる。


そしてロッククライミング禁止の看板。


岩自体は見た目よりもしっかりしているが
ぼろっと抜ける箇所もあるとのこと。


そして通行止めとなっている登山ルート。
自己責任でくぐる。


崩壊に近い傾斜と薮。テープが付いている。


春のキノコ。一杯いかが的なかわいい杯。


もとのルートに戻る手前。
累々と重なる白い四角い岩。


急な登山道は終わりあとは緩やかな春の
里山を下るだけ。

 


12時道路に出る。
道路脇に見事なキクザキイチゲの群落があった。
こんなに濃い青も珍しい。

秋田県の山歩きカテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。