
昭和32年に印刷された国土地理院の地形図に、
我らが平鹿町醍醐の金峰山は、
明澤嶽と記されている。
長らく忘れていた、
醍醐小学校の校歌がふいに記憶に甦る。
「東の空の雲晴れて 明沢岳のあらわなる♪」
唱っていた当初は、意味も考えず
暗記したままに唱っていたので
「アケサワダケ」が「明沢岳」のことだと、
今さら気がついた。
母親はその付近の出身である。
聞けば、母が子どものころから金峰山は金峰山で、
明澤嶽というのは、
あの一帯の山の総称じゃないかと当てずっぽうな
推理をしてくれた。

晴天の週末だが、忙しい日が続き勢いに任せて
クライミングやらボルダリングやら
数ヶ月ぶりにやったところ、
一気に夏バテがやってきた。
体が動かない。地球に吸い込まれそうに体が重い。
こんなときは、むしろ
動いたほうがシャンとするだろうと
どうにかこうにか身支度し、山内の三森山へ向かった。
三森山は1時間少しで登れる1000m級の山だ。
こんな暑い日はとにかく高い場所に限る。
がしかし、
やっぱり調子が悪いので、
急遽予定変更し、おなじみの金峰山にやってきた。

一時間たらずどころか、
夏の金峰山は20分で登れる452mの里山だ。
里より気持ち涼しいだろうから、
山頂でランチして気分転換しようと目論んだ。
出発時刻は12時すぎだ。

夏の山道は木陰でさほど暑くもない。
やや草が被っているが、
尾根に上がれば山腹をユキツバキの常緑が覆い、
うるさい薮はなりをひそめる。

急登の階段。
ブナ林となる。

林床にはイグチが出ていた。

いったん傾斜が緩んで、
金峰山のユキツバキについて記した看板に出る。
ここから山腹を巻いて山頂に延びる尾根に乗る。

こんな里山でブナ林を歩けるのはうれしい。

途中、
りんごか何かのように齧られまくったキノコ。
もしやあなたはアカヤマドリでは?

尾根に乗ると山頂直下の急登。

登り切れば山頂はすぐ。

脇にはかわいいキノコ。

20分ほどで山頂神社に到着だ。

お馴染みの神社前の広場。
ちょうど木陰ができている。

標高452m。

さっそくラーメンを食べ、
バナナをデザートにしたあとは
コーヒーを。

ああそれにしても眠い。
だるい。何より風も渡り涼しく居心地がいい。
ここで横になったら、
吸い込まれるように寝てしまいそうだ。

神社周りを、
アゲハが5、6匹ほどひんぱんに飛び交う。
神社にお参りしたら、
記帳の帳面が置いてありめくってみると
思いのほかたくさんの人がここを訪れているようだ。

下山の途中でヤマジノホトトギスを発見。

下山完了。
あっというま。
麓のゆっぷるで汗を流し、帰るとする。
家に帰って、なおもだるいので寝ていたが
ふと何か食べたくなり、
余り物の炒飯を食べたらやっと体がシャンとした。
なんだ、スタミナ不足だったのか。




近所の低山でランチ。お手軽で良い休日の過ごし方ですね!
昨日は焼石岳に行きましたが、高校の新人戦をやっていたそうで、秋田県側から高校生が続々登ってきていました(^^)
私は横手にいたときには一度も登ったことが無かったのですが、秋田県の山関係の方々にとって馴染み深い山なんだろうなって思いました。