
さっそく杢蔵山荘の中へ。
出迎える食器棚の充実ぶりに面喰らう。
田舎のおばあちゃんの家に来たような
郷愁を誘う。

土間はコンクリートが打たれ、薪ストーブを
囲んでの上がり框が良い。

床は黒光りして
歴史と懐かしさを感じさせる。
作りがしっかりしているのがわかる。

天井には太い梁が。

二階もあり布団も完備。

50周年の横断幕。
この山荘は新庄自然を楽しむ会によって
昭和41年に完成し、昭和56年に一次改修工事が
なされているとのこと。
古民家のような雰囲気と、地元の人たちの愛が
感じられ、居心地がいい。

トイレもエコトイレ。
きれいでありがたい。

11時26分、山頂を目指す。

正規コースはいったんコルへ降りるが
まだ雪があるのだ。
登り返すのが嫌なので、適当に山腹を迂回する。

雪があるとはいえ、稜線に出る前に消えている。
なので、雪が途切れる前に夏道に合流しないと
えらい藪漕ぎとなってしまうので
気が抜けない。

あ、夏道に合流。
藪漕ぎせずに済んだ。

カタクリがまだ咲いていた。
今日は天気がイマイチなので
カタクリもキクザキイチゲも
花を閉じていた。

11時52分、稜線。
山頂まで5分だと看板に励まされる。

稜線に出れば、神室連峰の連なり。
手前は八森山。

登山道脇に今年初のシラネアオイ。
葉に包まれて蕾が出たところだ。

山頂まで一息。

イワナシ。手前に毛虫がいたので
隠して撮影。

12時。山頂到着~。
八森山の奥には火打岳の変なカタチが
目を引く。

西に灰色の雲が出て来たのと
お腹が空いたので小屋へ戻る。
今日は、概ね曇りで
雨は何とかこらえてくれている。
登山道は谷側が急で、風が強い日など
バランスを崩したら危なそうだ。

山腹では新緑だったが
稜線のブナはようやくサヤを脱いだばかり。

稜線から、山荘とその奥の
テレビ塔が林立する三角山。
さらにその奥に新庄市。

戻りも夏道をそれて
楽な方へと。

何とか稜線に這い上がれば小屋はすぐ。

12時30分。途中で採取した今日のお昼。
ヒラタケ、コゴミ、タケノコ、ユキザサ。
途中、沢水できのこの虫出しは
完了している。

湯が沸いたら先にキノコを茹で
続いて山菜を。

茹で汁ごとカップラーメンに注いで
今日は山菜ラーメン。

13時11分。下山には林道コースを。
テレビ塔のある三角山へ向かう。

あちら、三角山。

山荘と杢蔵山を振り返る。

しばらく平坦な尾根歩き。
山腹のブナは芽吹いたばかり。
ブナの幹がツートンなのは
上部の黒い部分はコケ。
積雪がこのコケのあたりまであることを
示している。

右手に夏道があるが
雪の上の方が歩きやすいので。

振り返ると、こんな素晴らしい雪の道。

13時30分。三角山。
林立する巨大なテレビ塔が
SFチックな景観だ。

地形図では三角山から登山道があるようだが
見つけられなかったので
林道を下って行く。歩きにくい。

林道は歩きにくいし、
尾根を巻いてかなり遠回りだ。
なので今日も東北電力の巡視路の
世話になる。
P707から駐車場付近まで伸びる尾根だ。
かなりの急斜面なので、人には薦めない。
がショートカットできる。

途中で一株だけ見つけた
フデリンドウ。
似た雰囲気の花にハルリンドウがあるが
あちらは茎に一輪だけ花が咲く。

スミレの群落もあった。

14時30分。巡視路を抜けて林道に
出るあたりでポツポツと雨が来た。
だが、駐車場に着く頃には晴れに。

帰りは近くに保養センターがあったが
営業していなかったので、
横手へ帰る途中の真室川の温泉へ。
真室川温泉梅里苑。初めて行ったのだが
広くて安くて快適。おすすめだ。
蕎麦屋もあり、コテージもある。
そして何よりトロッコ列車が走っている。
このトロッコ、元は秋田県内の林間を
走っていたもの。
あいにく修理中で今日は乗れなかった。




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