横手市の南郷岳(680m)に、
南郷温泉共林荘から登ってきた。
登山ガイド検定も全て終了し、合否がわかるのは
3月下旬。ようやく山登りが再開できる。

—————–コースタイム——————

  • 8:30   共林荘
  • 9:00   標高280mにある神社
  • 9:27   林道
  • 10:42 八合目お隣堂
  • 11:00 金峰山神社
  • 11:02 三角点
  • 11:37 下山開始
  • 13:30 共林荘 到着


南郷岳は山内村の南部にある三角形の山。
標高680m。古くからの信仰の里山で
山頂には金峰山神社があり、
昭和30年までは女人禁制で
女性は八合目のお隣堂までしか
登ることが許されなかった。

わたしが良く登る地元の金峰山も
山頂に蔵王権現を祀る神社があり、
やはりかつては女人禁制だったはず。
そして同じくユキツバキが林床に見られる。


8:30 本日は南郷温泉共林荘から。
夏道はこの脇から林道を入っていけるのだが
除雪がなされていないので
温泉施設の駐車場に車を置かせてもらう。
フロントに断りを入れる。
あまりこういう登山者はいないのか
フロントの女性は無愛想だ。


共林荘の脇には、鳥居の横から林道が伸びる。
途中で除雪はないが、この林道、
登山口まで続くようなので
ルートファインディングがかなりラク。


雪は締まっていてツボ足でも行けそうだが
ところどころでズボっとなる。


足回りはワカン。


実は林道は地形図に記されていない。
本日の登山計画段階では、共林荘から先は尾根を辿って
ルートファインディングする予定だったが、
楽だったので林道をたどってピークを
巻いてゆるやかに登っていく。


280m標高のあたりにある神社。
こちらも地形図には記載がない。


お参りを。


神社の少し先には小さな祠がある。


雑木林の向こうには目指す南郷岳。


P322も予定では踏んでいくつもりが
そのピークを巻いて林道が続く。
見上げるとなにやら建造物が322付近にある。
またもや神社かと思ったが
どうやら東屋か何かのようだ。


P322を巻いていくと手前にまた建物と
奥にもあずま家。
さらに奥には林道南郷線が見えてきた。


木の根元には地面が覗いていて
春めいている。


9:27 南郷線と合流。
手前に大木があり御大典記念と手前の
石碑に掘られている。


林道南郷線を横切って
ここから先は夏道があるものの雪の下なので
ルートファインディング。


南郷岳から北に伸びる枝尾根に入ると
保安林の看板があった。林道があるのだろうか?


標高430M付近から南郷岳。あと250Mの登りだ。


赤松の混じる尾根を詰めていくと
途中で下山してくる男性とすれ違う。
地元の人なのか軽装だ。
山頂の神社付近で熊の足跡らしきものが
あったから、気をつけてと言われる。
もう冬眠から目覚めるのかと、
念の為熊鈴を取り出した。


南郷岳から落ちる尾根上は
東斜面がブナ林で、西斜面がカラマツ林。


10:41お隣堂が見えてきた。


お隣堂から山内村が見渡せる。
視界が澄んでいれば岩手山まで見えそう。


山頂直下は急登だ。50mほどの標高差。


斜度が緩んで山頂まであとわずか。


金峰山神社が見えてきた。


10:59金峰山神社。
熊の足跡を探したが、まわりには
うさぎやカモシカの足跡ばかりだった。


神社の裏へまわる。
遠く真昼岳、うっすらと和賀岳。
手前には登山口となった共林荘の
緑色の建物がよく見えた。


三角点のあるあたりは雪庇ができている。
なので標高は680メートルだが
実際685mぐらいにはなっているんだろう。


山頂は西側が開けていて
鳥海山が空に浮かんでいるように見える。


ブナの木も健在だ。この吹きさらしに一本立つブナの
安否確認ができて満足だ。


だれもいないのでのんびりと腰を下ろす。


本日の行程は実は
ホワイトアウトナビゲーションを
作成してその試運転。


じゃーん。ホワイトアウトナビ。
いつも現場で地形図にコンパスを当てていたが
事前にこれを作っておくと
ずいぶん楽だということを
先週、登山ガイド検定で知ったので
さっそくやってみたのだ。
詳しくは後日。


風もなくほんと静か。


30分ほど休んで、11時37分、
下山開始。


金峰山は山頂がなだらかで広く、ブナ林が広がる。
雪が消えればユキツバキが林床で
赤い花を咲かせる。


お隣堂への急降下。今朝よりも雪がだいぶ緩んで
ざくざくと下山しやすい。てか楽しい!


ホオノキの実がひとつ、
枝から落ちずに頑張っていた。


赤松の尾根を急降下。


ホワイトアウトナビの
バックベアリングで下山するつもりだったが
やっぱり赤テープがあると楽でいい。
尾根から降りるポイントなどに。


ユキツバキのつややかな葉っぱ。


林道南郷線を越えて、
P322直下まで戻ってきた。
余裕もあるし、あの東家を見てこよう。
東屋はP322のちょい南西手前にある。


雪囲いされ、鍵もかかっていたので
中には入れず。


東家からは南郷岳が展望できる。


13:30、南郷温泉に戻ってきた。
温泉でさっぱりして帰路につく。
フロントの女性はやっぱり無愛想なままだった。
たぶん、登山客だからなどではなく
よそ者だからかもしれない。なので、
もし利用される場合は割り切りましょう。

温泉は硫黄泉とアルカリ性が選べます。
私はこれから東京へ行かねばならず、
硫黄は敬遠し、アルカリ温泉。
お肌すべすべ。