
孫六温泉から田代平の稜線まで、
晴天に誘われてラッセルしてきた。
昨年は孫六温泉は冬季休業していたが
この日は営業していて、孫六温泉までの車道も
除雪がされていた。
ーーーーコースタイムーーーーー
8:28:大釜温泉バス停出発
9:46:登山口到着 スノーシュー装着
10:20:小ピーク940到着
11:50:展望地1170m付近
12:27:稜線の雪原
12:54:下山開始
14:05:登山口 スノーシュー外す
14:24:バス停

孫六温泉にある登山口までは、
除雪がされていて、ところどころ
地面が露出している。
本日の入山者はどうやら先行2人。

スキーと悩んだが、雪が少ないだろうと
スノーシューをチョイス。

こんな天気なのでさぞや入山者が多いだろうと覚悟していたがどうやら二人分だけのトレース。
ありがたく使わせてもらお。

取り付きの急登を、スノーシューを蹴り込みながら上がる。
稜線に乗ってしまえばもう斜度は緩やかだ。
それにしても雪が少ない。薮を避けながら登る。

おんぶ。
ときどき、こんな腰曲がりの木を見かけるのだが、どんな事情でこうなるのだろう。

笹薮が目立つから積雪はだいぶ少ない。
タイミングが合えばこの付近ではキツツキのドラミングが聞こえるのだが、本日はとても静かだ。

小ピーク940手前の、おなじみのワラワラっと生えている木。

小ピークで一息ついて一旦下る。

コルを過ぎて登り返しになったところで熊鈴の音がしてきて先行者に追いついた。
こんな真冬に熊鈴かと若干がっかり。
追い越したところで、先頭ラッセルでは引き離すこともままならず、ずっとこの熊鈴に追われて登るのか。
追いついて、念のため熊鈴の女性にそれは熊よけ目的なのかとやや不躾ながらも質問する。
こんな真冬にまさかなと少しは思ったが女性はそうだ熊よけだというので、すまないがと、ザックに3つも下げているその大きな熊鈴をしまってもらえるよう伝える。
あなたがしまっている間に私がラッセルしておきますと、その先の小さなピークまでラッセルする。
いつもそこで休憩するのでわたしは一息入れ、追い越した二人はふたたびラッセル修行しながら登っていった。
熊鈴の音もなくなりほっとする。
さすがにこの界隈ならば熊はもう寝てるだろう。
仮に起きていたとしても見晴らしもいいしすぐに気づいてどこかへ逃げるだろうし。
まあ、安全に「絶対」は禁物ではあるが。

さて、ここからはブナの二次林が美しい。
ラッセルトレースはあるのだがこの程度の雪ならばまっさらな雪原を踏んで歩く醍醐味を味わいたいものだ。
先行ラッセルはピンクテープを拾ってかだいぶ遠回りしていることもあり、それには頼らずコンパスをセットし、まっすぐルートを一人ラッセルして森を行く。

もはやユキヤナギに。
モフがすっかり雪まみれ。

薄ごろもの天ぷらか砂糖をまぶしたクッキーか。

ダブルおんぶ。

それにしてもこの森はいつきても気持ちがいい。
多少ラッセルしたってまっさらな雪を進む楽しさよ。

樹木の梢は霧氷で白い。

はるか高い枝にピンクテープ。
あそこまで積雪があるのか、風で飛んで引っかかったのか。

モロビが出てくるとそろそろ1100m越えだ。

モロビの奥へ分け入っていけば展望ポイント。
乳頭山、秋田駒のラインが一望できる。

秋田駒。さらに田沢湖もきれいに見えた。
熊鈴をしまってもらった二人が追いついてきてここの展望に歓声をあげる。
ここで満足したらしくあるいはラッセルに参ったらしく、ここでもう下山するとのこと。

田代平の稜線まであと標高差100mほど。
樹木もだいぶ低くなり霧氷の梢が頭上に近くなった。


12時過ぎてお腹もすいてきたころ、視界がひらけてきた。

目の前は青空だけとなる。
だいぶ雪が少ないかな。
例年だとあと1メートルはあったような。。。

うさぎ1匹歩いていない。
こんな晴天に独り占めの贅沢。

振り返ると田沢湖と秋田駒の男女岳。
今日はあちらにも登山者がいるだろうか?
数年前の12月29日もこんな晴天でリフト尾根から男岳に登ったことがある。
あの日も誰もいなかったっけ。

乳頭山。
今日はあちらは風も強そうなのと、そもそも時間がないので行かない。

秋田駒。

雪山のなんちゃってサンゴ礁。

天気もいいし外でランチ。
13時に下山開始。

小ピーク940の登り返し。
ここまでくれば、あと少しで下山完了だ。
温泉の香りが時折漂う。

1時間ちょっとで下山完了。
雪山のスノーシュー下山は早い。




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