ふだん料理しない山女がどうしても食べたくて作ったコシアブラのキッシュ!

ふだん料理しない山女がどうしても食べたくて作ったコシアブラのキッシュ!

キッシュっていうのは、フランス発のオサレ飯。
スタバやカフェで一切れだいたい、
500円から600円ぐらいだろうか。
せこいわたしにとっては
その一切れだけでは腹が満たないという、
コスパの悪さに、敬遠していたメニュー。

作ろうにも、材料を見れば、
生クリーム100mlという前衛峰が、
じゃあ余った生クリームをどう活用するか、
についての経験知識技術力を問うてきて、
仮にそこを母親に残りの生クリームは託すという
荒技で突破できたとして、

行く手にはパイ生地作りという面倒くささが
障壁となり、おそらく多くの
山女の夢と希望を打ち砕く・・・・。
てか、打ち砕かれてきた。

だが今年は無性に
きっとコシアブラはキッシュに
ものすごく合う!
という思いつきにやたらと取り憑かれ、
そもそもコスパの悪さからわたしは
生まれてこのかた、キッシュを食べたことも
ないのだが、コシアブラのことを考えると
なにか、こう、駆り立てられるものが
あったのだ。

ああしかしパイ生地、こねたくないと
思っていたらなんと、冷凍庫を開けたら
冷凍パイシートなる文明の結晶が
運命のように収まっており、
どうやら母がしょっちゅう作るアップルパイは
この存在のバックアップがあったのかと。

なんだか、突破できない壁にするすると
アブミがおりてきたかのよう。
で、作ってみた。
ついでに動画にまとめてみた。
かなり雑なキッシュ作りかもしれないが
ここまで雑でもおいしくできるという、
明日への自信に繋げてもらえれば
幸いである。

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