2010年5月1日 鳥海山北面断念

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本日は矢留山岳会の会山行で鳥海山の北面直登。
開通して間もない雪の回廊を祓川へ。
この日、第二駐車場までは、
道路に雪もなく凍結もなかったが、
そこから第一駐車場へは
道路は積雪もあり、凍結していた。


風があり、山頂はどんよりとガスをまとっていた。
ややモチベーションが下がりながらも、
7時50分、出発。


竜ケ原湿原を横切って北面へ向かう。


最初の薮をスキーを担いで抜けると、すぐに
こんな斜面をキックステップで這い上がる。
数年前に訪れたときより雪はあり、
スキーを外したのは2回くらい。


風は温く、寒くはない。
しかし進むほどに風力がましてきた。
ときおり、耐風のため立ち止まることしばしば。


9時10分。
北面の取り付きが見える場所まで来た。
「この辺」がその取り付き場所。
山頂は相変わらず見えず、風は衰える様子もない。
本日は退却の決断となった。


適当なところでノーマルルートへ合流し、
状況を見て山頂を目指すこととした。
まずは七ツ釜まで向かう。


風は西から強く吹き、退却の背中を押してくれる。
しかし、脚を上げると風に煽られて
バランスを崩しやすく、とても疲れる。


外輪山末端を越えたあたりから七ツ釜方向へ。
まるでゲレンデのように広い。
新雪が黄砂を隠して、真っ白に広がる。


途中で見つけた「猿岩」。
猿の横顔にそっくり。
この付近から、アイスバーンとなり、スキーアイゼン装着。


小屋が見えて来た。
こんな天気でも、それなりに入山者は多い。
小屋までのトラバースは、アイスバーンと風で
かなり難儀した。
スキーアイゼンなしでは通過できなかったと思う。


11時15分ごろ、小屋に到着。
風はいよいよ強く、山頂を目指す気力はとっくに萎えていた。
それでも山頂を目指すパーティもあった。


これ以上登っても、アイスバーン滑降とガスが待っているだけ。
我々はここで下山とする。
下るほどに、雪は柔らかくなり、
滑降を楽しめる程度になってきた。


12時ごろ、祓川ヒュッテ到着。
早く温かいコーヒーを飲みたい気分。


稲倉が、湿原の向こうに覗いた。
だいぶ、雪が落ちていた。


駐車場でコーヒーを飲みながら、
山頂が見えるのを待ったが本日はこれで精一杯。

雲は早いスピードで次から次へと流れて行った。
登った人の話では
山頂付近は、ホワイトアウトとアイスバーンで、
ルート取りが大変だったそう。

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