
大深岳からどんどん高度を下げ、そのあと小畚山へ100mほどを登り返す。
このコースで一番、斜度があるかな。
途中、振り返ると源太ケ岳があんな遠くに。

12時ジャスト。小畚山。
お昼どきのピークは賑わう。
ましてや、ぐるりと見晴らしのいいピークだもの。

来た縦走路を振り返る。
大深岳から下るジグザグの登山道がくっきりと。

賑わうお昼時の山頂を早々にあとにし、次なるピークへ向かうことにする。

三ツ石山の手前にあるピーク1448は、名前こそないが、特徴的な形をしている。
小畚山から登山道は大きなアップダウンもなく、なだらかに伸びる。

12時18分、ピーク1448。
熟年のご夫婦がいるだけで静か。漂ってくるコーヒーの香り。
私もここでお昼にしよう。

乾いた初秋を歩くと、温かいコーヒーはしみじみと美味しい。
つい先日まではガスを出すのも嫌なくらい暑かったのに。

三ツ石山のピークが近い。

西側にはずっと奥に太平山、手前に大白森とさらに手前に同名の大白森。
さきほど通過した八瀬森方面への分岐に進路を取れば辿って行く渋い縦走コースだ。

三ツ石山へ続く草原に、ぽつんと三ツ沼が見える。
ここからは二つ見えるがどこかにもうひとつ、隠れてるのか。

たっぷり休んだら、最後のピーク三ツ石山へ向けてなだらかな登山道を歩き始める。

13時、先程見下ろした三ツ沼に。

背の低い笹が一面を覆う、なだらかな稜線。
三ツ石山の山頂の岩には、登山客の姿が入れ替わり立ち替わり。
リフトを使って登れるだけあり、賑やかだ。

山頂直下にあるモロビの森を抜けて行く。
モロビの森は甘いような、心地よい香りがする。


山頂の岩。

真冬はこんな感じ。

ちょうど山頂の岩に誰もいなかったので登って、辿って来た縦走路を振り返る。

冬はこんな。

岩から手を振ってみた。

最後のピークをあとに、三ツ石山荘へ下って行く。
前方には岩手山。

三ツ石山から下る途中にあった白いリンドウ。

小屋からは時々、鐘の音が聞こえてくる。

同じアングルで冬。三ツ石小屋を見下ろす。

13時25分、小屋前の湿原に到着。
小屋からは山ガール団体の華やかな笑い声。

小屋でマキのストックを確認して13時45分、下山に取りかかる。
小屋脇の湿原の向こうには、大松倉山の稜線が大きい。
真冬にはコンパスたよりに慎重に進むルートも、今は山ガールやハイキングの人たちで賑わっている。

松川温泉と大松倉の分岐。
本日は初めてのコースを下る。

小屋の華やかな笑い声やうるさいくらいの鈴の音も、こちらの登山道に入ったとたんピタリと止んで静かになった。
所々に木道や階段が整備され、登山道は歩きやすい。

道の両脇の笹は濃く、刈り払いなど整備がありがたい。
誰もいなくなり、他の登山者の鈴音も聞こえない。
ときおり、鳥が飛び立って薮をざわめかせてはドキリとさせる。

こちらのコース。誰とも会わず。
チリチリと自分のクマ除け鈴を取出した。

このコースは小屋からしばらく、なだらかな下り道だが、最後の200mほどはかなり急になっていく。
往路に取った源太ケ岳コースよりも展望もなく、そして水場もなくやや単調なコース。

ラストの下り。

歩きやすい階段となり、このままどんどん下って行く。
ここまで来れば、車道を往来する車のエンジン音が近くに聞こえてくる。

15時。登山口。

この先に駐車場がある。
車道歩きが少なく済むいい縦走コースだと思う。

下山中、飲み物をセーブするのはこの一杯のために。
すぐさま、ノンアルコールビールで乾杯!
く~!染みわたる~!!
そして本日はガリガリ君。
うま~!




おなじみの三ツ石ですが、秋も趣がありますね。真冬の写真との対比がとてもよいです。次は山スキーで行きましょう。
賑やかな三ツ石よりも
冬の静かな三ツ石のほうが馴染みがありますね。
そろそろ楽しい雪山シーズン。
南八幡平の雄大さが良く伝わります。
例年だと稜線はもう紅葉が始まってもおかしく
ないのですが、今年はだいぶ遅れるようですね。
当方、周回コースの未踏域は、八瀬森小屋~
関東森の約1kmです・・・。
おやぢ様
八瀬森からの周回コース、一度は歩きたいです。
刈り払いがあまりされていない印象があって
なかなか単独では気が進まないですが、
やっぱり、うっそうとしてますかね。
[…] 源太ケ岳は岩手山の西側にある標高1,545mの山。 南八幡平縦走の通過点でもある大深岳(1,541m)のすぐそばに、その頂はある。 本日は、松川温泉を起点に、源太ケ岳、大深岳、小畚山(こもっこ)、終点に三ツ石山を縦走し、松川温泉に下山する「ぐるっと縦走」に。 曲がりくねった道を松川温泉に向かうとやがて松川荘の看板。ここに登山者用の駐車場がある。 あの白いクルマのところを入って行く。 横手を5時10分に出発し、下道を3時間かけて8時に到着。 駐車場にはきれいな水洗トイレがある。 駐車場から5分ほど歩けば、源太ケ岳の登山口だ。 すぐこの先は樹海ラインの入り口。 登山口の奥、クルマが停めてあるスペースは車道脇にあるもので、駐車場とは書いてないが、4、5台は停められるスペースがあった。 登山口を8時20分頃通過。 2分程で砂利道になり登山道は、このゲート脇を抜けて行く。 古いガイドブックだと、このコースはブッシュ多し要注意と書かれているものもあるが、よく踏み固められた登山道は、キレイに刈り払いがされていて、快適だ。 それでも、丸森川の徒渉点にかかる橋はこのありさまでしたが。。。 腐りかけた木材は、登山靴では滑りやすいので要注意。 私は本日、スパイク長靴でしたので、難なく。 丸森川を過ぎ、標高1,100mぐらいになるとモロビが出て来た。 9時8分。右手、北側の視界が開けた。 地形図ではこの下に上倉沼があるようだ。 このポイントからは岩手山が見える。 それから中倉山方面。 地形図では崖マークがある所だ。 樹林帯でふいに視界が開けるポイントがあるのはうれしい。 9時15分ごろ、水場。 私が持っているガイドマップでは水マークは丸森川付近に付いているが、実際は標高1,200mを過ぎたあたりだ。 とても冷たく、柔らかい水で、いい水分補給ができた。 本日のコースは三ツ石山からの縦走にしようか迷ったがこちらのコースにして正解だったと思う。 ちょうどいいポイントに水場があるし樹林帯中、ところどころでわずかだが視界が開ける。 高度があがるにつれ、木々は細くなり頭上が明るくなってくる。 本日はこちらのコース、この時間は私と、熟年のご夫婦だけ。 登山口で山ガールグループがいたのだが、三ツ石山か姥倉山へ向かったのか、登ってくる気配はない。 水場を過ぎるとまもなく、源太ケ岳の頂が覗いた。 写真でも分かるように、登山道脇はこんな背の高いササが覆っている。 刈り払いがされてなければ、とても一人で来れるコースではない。 9時45分。大深山荘分岐。 ここから40分ほどで山荘のようだ。 本日は日帰りなので、そのまま源太ケ岳方面へ進む。 樹林帯を抜け、山頂直下に取り付く。 やや登りがキツくなるがほんの100m足らずだ。 ここまで来て、先行するグループが山腹にジグザグにつけられた登山道を登って行くのが見えた。 登山道脇にはリンドウが見頃で秋を告げている。 リンドウの写真を撮ろうとしゃがむと奥に岩手山が裾野を広げていた。 10時8分。源太ケ岳山頂。1545m。本日の縦走するピーク中では最も高い場所。 ラッキーなことに誰もいない。 奥には縦走の最終ポイント三ツ石山の岩が見える。 山頂でスパイク長靴をトレッキングシューズに履き替える。 ここから先は、快適な尾根歩きだ。なだらかに延びる稜線には心が弾む。 山のルビー。 山のガーネット。 小さい実だが食べるとリンゴの味がした。 山のダイヤモンド。 山のパンケーキ? 雨のあとで本日はキノコ多し。 これから歩くコース。 小畚山(こもっこやま)の登りがややきつい他はなだらかで快適な散歩コースだ。 さくさく歩けるが、楽しくてついついのんびりギア。 源太から大深岳に向かう稜線から、くっきりと 森吉山も見える。 こちらは八幡平からの縦走コース。 尖った山は畚岳だ。 藤七温泉からのコースの分岐点。 八幡平からの縦走コースとの合流点だ。 先ほどの大深山荘にも、ここからすぐだ。 11時3分。大深岳1,541m。三角点があるが、山頂の派手さはなく、通過点。 あざみ。 西へ向かっていた登山道は、大深岳のあたりから進路を南東よりに曲がって行く。 これから越えるピーク3連。 手前の小畚山、その次がピーク1,448。続いて三ツ石山。 大深岳から小畚山への鞍部へ降りる途中、八瀬森方面への縦走路分岐がある。 いつか、ぐるっと縦走したいコースのひとつだ。 八瀬森方面への道はこんな。 さて目指す次のピーク、小畚山が迫る。 大深岳から200mも下り、130mを登り返す。登り返しは、見た目ほどには大変ではないのだ。 続くよ~。 […]