2013年6月30日 真昼岳へ赤倉口から

NO IMAGE

真昼岳は、勤め先からいつも見えるので
登りたくなってくる一座。
標高1059mと低いながらも、
冬には真っ正面から季節風に
吹き付けられ、厳しい気象のせいで
まるで高山のような山容となっている。
本日は、午後から仕事がしたかったので
近場の赤倉口から午前中で下りてくる予定。
自宅から登山口まで1時間もかからない。
が、なんと鳥居をくぐってすぐの林道が通行止め。
この先、駐車スペースがないとのこと。
そんなことないんだがなあ。と思いながらも
大人しく、鳥居脇にクルマを停め
7時53分、林道を歩き始める。
8時10分登山口。
着いてみれば駐車スペースは余裕があり、
20分近くのロスタイムとなってしまった。
他の登山者から聞いたところ、土日に込むので
あのようにしているらしいとか。
林道脇には、
材木の切り出し作業をしているようで
ひょっとすれば、こうした作業の妨げになるので
駐車規制をしているのかもしれない。
作業がない日なら、解除してもいいだろうに。
登山口入り口の湧き水で
水筒を満たして、入山する。
先行者は単独が2人だけ。
思いのほか静かな山になりそうだ。
赤倉口は、登山口からすぐに徒渉が何度かあり、
しばらくは平坦な沢沿いを歩く。
左右にはアイコが立派で食べごろ。
ときおり枯れ沢のゴーロ歩きをしたり
トラロープの斜面を登ったり。
登山口から30分ほどで、沢から登山道がそれると、
登りは本格的に。
ブナの割合が高くなるにつれ、
森は明るくなってくる。
8時53分。石台。
ここまで来ればブナの森となる。
蝉の声は、春先よりも強さが増し、
ブナの葉も、緑色が濃くなり、
夏が来たのだなと思わせる。
ツツジも終盤。
9時6分。真昼ぶな林。
赤倉口のハイライトは、
このブナのグリーンシャワーを
楽しみながらの登山道にある。
ここからは、
左手のなだらかなピークを巻きながらの
しばし平坦な山歩きが楽しめる。
朝日が差し込むブナの梢。
蝉の声とブナの葉のきらめきが、初夏を奏でる。
今のところ、入山者は先行の単独2人。
控えめなクマ鈴だけで静か。ありがたい。
不思議なことに、団体登山者ほど大音量のクマ鈴や
ラジオを慣らして入山し、
単独ほど、不要な音はさせない傾向にあるように思う。
ギンランがひっそりと咲いていた。
こちらはブナの実。
平坦ながらも高度は上がり、
ブナの背が低くなり、空が近くなる。
ヤセヅルからの眺め。
彼方にはだいぶ雪が消えた和賀岳。
そして真昼岳。
ずっしりとした山容が素晴らしく、テンションあがる。
もう、ウラジロヨウラクのシーズンか。
二株、登山道脇に。
コケイラン。
カラマツソウ、だっけ。
白にほんのりピンク。
10時5分。
峰越との分岐に出た。
この手前はオサバグサの群落が登山道脇に見られるが
さすがにもう終盤で、
花はぽつぽつと残っているだけ。
本日の真昼岳はずいぶん
人がいないなあと思ったが、
花のシーズン、
駒や焼石に向かう人が多いのだろう。
分岐からすぐのピークを越えて
山頂に至る。

< /div>

食べごろ。
山頂直下の登山道脇には
ゴゼンタチバナが最盛期だった。
ゴゼンタチバナは、気品あるその姿が独特で
好きな高山植物のひとつだ。
葉の着き方といい、
花びらの大小のバランス、色合いの渋さといい
カッコいい、粋な高山植物。
コバイケイソウ。今年は当たり年だとか。
真昼岳のはすでに花は終わっていた。
山頂の神社が見えてきた。
展望に足を止められて、
あと一息の山頂がなかなか着かない。
10時23分、真昼岳山頂。
先に到着の単独登山者2人に
「早いねえ」と言われるが
みなさん、ほぼ同時刻の入山ですから、
お二人と変わらないです。
参考コースタイムは2時間30分~40分。
私のコースタイムで、
写真撮りながらの歩きで約2時間10分。
午前中しか時間がない時は、手頃な山だ。
仙北平野が眼下に広がり、
下のブナの森からは、蝉の大合唱が聞こえてくる。
山頂は静かだ。
こちら神社。
お参りして中の写真を撮らせてもらう。
板敷きが2枚両脇にある。
山頂で、キウイで休憩し、展望を楽しんだら
暑くならないうちに下山。
下山の途中、ブナ林で早めのお昼とした。
蝉の声と、ときおりツツドリ。
ブナの林の中に腰を下ろして、
のんびりと頬張るおにぎりと
登山口で汲んできた清水は格別に美味しい。

秋田県の山歩きカテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。