2016年5月8日 八塩山ぐるっと散歩

2016年5月8日 八塩山ぐるっと散歩


秋田県南部の
東由利にある八塩山(標高712m)に登ってきた。
国道107号線沿いの道の駅から見れば、
台形の目立つ山がそれだ。

近くにある八塩いこいの森の看板は
丁寧にたくさんあるのだが
八塩山への道しるべはなかなか見つからない。
毎回、登山口を見つけることが
この山のひとつの核心部となっている。
事前にきちんと下調べすべきであるが。


八塩山の全容。


さんざん迷って辿り着いた登山口。
ボツメキ水源方面へ行けば、
ふたつ登山口がある。


本日は前平登山口からスタート。


駐車スペースは道路脇に多めに取られている。
縦列駐車よりは、斜めぎみのタテに入れた方が、
たくさん駐車できそうであるが。。。


11時8分、スタート。道迷いで遅めのスタートだが
他の登山者もこの時間からスタートする人が多かった。
1時間少しで登れる山なので、
山頂ランチにはちょうどいいスタートかも。
最初は杉林の中を行く。



季節は着々と流れていて、
コヨウラクツツジ、オトメエンゴサク、
カタバミ、オオバキスミレ、そして写真以外にも
スミレサイシン、エンレイソウ、
カタクリ、などなど花盛り。


登山口まで導く看板はあまり親切ではないが
登山道は丁寧に整備されていて歩きやすい。


11時23分、展望が開けて見晴らし台に到着。
保呂羽山がこんもりとよく見えた。


11時26分、見晴らし台からまもなく
八塩神社と標柱にあるが
かなり朽ちていて、額束もない。
現役なのかどうかわからないが
頭を下げて通過する。


ムシカリも咲き始めた。


そしてうれしいことに、私のお気に入りの
オクエゾサイシンが群落を作っていた。
まあ、こんな花なので
地味な群落ではあるが。。。

この手前にはウスバサイシンの団体さんもいた。
この一帯のウスバサイシン※の花は
大きくて立派だった。
※トウゴクサイシン、という名前に変わったようです。


登山道にはタムシバも華を添える。


岩なんぞもちらほら出るが、歩きやすい。


12時、ブナの森。標柱そのまんまの、ブナの森だった。
わざわざそう書いても許せるほどに、
素晴らしく気持ちのいいブナの森だった。


足元には発芽したてのブナの双葉。


山頂まであと一息。この一帯のブナは
すっと素直にまっすぐで
スタイルがよろしい。


12時12分、整備された登山道を登りきると
八塩山神社正面に出た。
こちらもかなり朽ちかけていて、額束もなくて
現役かどうか自信が持てないまま、
2礼2拍手でお参り。
奥にあるのは山荘で、新しい。


切り立った東面からの展望は素晴らしく、
保呂羽山から鬼倉などがよく見える。
桜に縁取られた八塩いこいの森と
ダムも見下ろすことができる。


その先はすらりとスタイルの良いブナの街道となる。
おお!と歓声が上がるほど、気持ちのいい道。


12時18分、三角点。
平坦な山頂の、登山道分岐から
少し入ったところにある。


東屋。東屋を風避けにして昼ごはんとした。
時間がずれたので、他の登山者も
まばらで静かなひととき。


鳥海山は、林の向こうに。
芽吹き前ならば、絶好の鳥海山展望地である。


12時47分、下山は鳥居長根コースを使う。以前、
積雪期にショートカットして、
無駄にリスキーに登ったコースだ。
なつかしい。


こちらのコースは
尾根につけられた比較的新しい登山道。
山頂付近のまっすぐなブナに比べ、
環境が過酷なせいか
マッチョなブナが目立つ。


登山道を振り返る。
むーん。木の根が痛々しい。
この下に古い道があるのだが
この尾根の展望目当てのルートとはいえ、
ムダにブナの寿命を削っているようで、心苦しい。


すかしブナ。


ムラサキヤシオも見頃だった。


13時16分、風ぴらコースとの分岐。
風ぴら清水がここから200mのところに
あるようなので試飲しに寄り道してみる。
さきほどの尾根コースに比べ、
道はよく踏み固められていて歩きやすい。


沢を2度ほど飛び越えて、
そろそろかなと思ったら
非常に目立たない、くすんだ看板があった。
あやうく見落とすところだった。


風ぴら清水は沢の脇にこんこんと湧き出ていた。
飲んでみると、丸いのどごしで
するするといくらでも飲めそうに
柔らかい水。絶品だ。


引き返して下山の続き。
急な山腹を九十九折りに登山道が
標高を下げて行く。


カタクリとオトメエンゴサクの青の競演。


こちらはサンカヨウと、ニリンソウの白の競演。


13時48分、鳥居ノ沢登山口に到着。
ここから林道を歩いて前平登山口へ向かう。


キブシの花が見事だった。
コシアブラなど採りながらのんびり歩く。


14時10分。到着。
他の登山者はみな下山した模様。

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