正直、振り返るのも恐ろしいので
そっとしておいてほしいのだが、
一部より要望があったので、この際なので
振り返ってみるとする。
登山ガイドステージⅡ取得って
いったいナンボかかるのか。
郵送費などは端折る。
1、申請:健康診断書・・・10,000~15,000円
証明写真・・・・800円ぐらい
2、テキスト
・ガイドの基礎的知識・・・3,000円
・ガイドの専門的知識・・・3,000円
・山のファーストエイド・・3,000円
・雪の安全管理教本・・・・3,000円
・過去問題集・・・・・・・1,000円
3、一次試験申請費用・・・・・20,000円
試験会場は東京または大阪
4、二次試験
無雪期のルートガイディング(下記の二通りあります)
●検定の場合・・・・30,000円
※一泊二日なので宿泊費交通費は別途
●養成講座受講で免除の場合
・養成講座受講・・45,000円
・検定免除費用・・10,000円
※二泊三日なので宿泊費交通費は別途
5、安全管理技術基礎検定・・・30,000円
※一泊二日なので宿泊費交通費は別途
6、積雪期ルートガイディング(下記の二通りあります)
●検定の場合・・・・30,000円
※一泊二日なので宿泊費交通費は別途
●養成講座受講で免除の場合
・養成講座受講・・48,000円
・検定免除費用・・10,000円
※二泊三日なので宿泊費交通費は別途
7、雪の安全管理技術基礎検定・・・30,000円
※一泊二日なので宿泊費交通費は別途
8、危急時対応技術講習会・・・・・25,000円
※一泊二日なので宿泊費交通費は別途
そして侮れないのが宿泊費。
二次試験は実技検定で1~2泊だが、遠方の場合は前泊となる。
宿泊費はだいたい一泊6,000円~9,000円で二食付。
わたしは宿泊費で
・無雪期ルートガイディング養成講座で2泊=13,000円
・安全管理技術基礎検定で丹沢2泊=12,000円くらいかな
・危急次技術講習会 宮城一泊=4,600円くらい
・積雪期ルートガイディング養成講座で2泊=13,000円くらい
・雪の安全管理技術検定で志賀2泊で=18,000円くらい
ということで!
一次試験と二次試験のトータルでわたしは合計243,800円
宿泊費で60,000円くらい
交通費もね、だいたい宿泊費と同じぐらい。
そして、足りない山道具を買い足したり
不足な知識を補うために本を買ったり
雪崩講習会に参加したりと結構費用はかかる。
ビーコン、プローブ、
ツエルト3~4人分用
スノーシュー、
そのほか細々と追加や買い替え。
なんやかんやで400,000円は軽くかかったかな。
そして合格後、いざガイドの看板を掲げるにあたり、
あれこれと買い替えたほうがいい道具や
実質「店舗」となるHP作成などなど投資が続くのだ。
追記(2019年4月15日)
そして最後の出費が、ガイド協会への加入!
日本山岳ガイド協会の入会費:20,000円
同上 年会費:10,000円
そして協会に入るにあたり、どこぞのガイド会に所属する。
わたしは東北マウンテンガイドネットワーク入会で
入会金 :25,000円
年会費 :20,000円
以上でトータル75,000円で、めでたくガイドの仲間入り。
気になるのが、これらの費用を回収できるの?
ということだが、はっきり言って
これはもう個人にとっては
起業。という位置付け。
費用を回収できるの?というよりも
損益分岐越えし、利益確保のプランを
どのように描くかは、自分次第となる。
ちなみにガイド費用については
山岳ガイド協会でざっくりと目安を示していて
1日あたりの無雪期ガイド:30,000円
半日ぐらいの無雪期ガイド:15,000円
とのこと。
その20:登山ガイド認定にかかる費用
その21:登山ガイドの仕事ってどうやって探すの?
結構な金額ですね。
経験上、若い内の初期投資は有利ですよ。
秋田の山は登ったことがないので、夫婦で白神山地の案内を頼みたいですね。
その時に似顔絵を描いて頂いたら最高です。
k-tomさま
こんにちは。若いかどうかはさておきまして
資格取得の期間はとても勉強になりました。
白神山地どうぞお越しください!
新緑の季節など、残雪の山々と日本海と
いっぺんに展望できて素晴らしいです。
まだガイド業は準備段階ではありますが
似顔絵、練習しておきま~す!
自宅が神奈川の私はホントに恵まれてるなぁと思います。
しかし神奈川にはガイドが必要な山がないです。
他所の山域でやることになるげと、交通費などの経費を考えると、その分お客様の負担が増えるので、固定客ができないとかなり不利ですね。