2010年9月17日 雄長子内岳

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ややアルコールが残った本日。晴れ間もあるし
近場の里山、雄長子内岳にトライする。
場所は秋田県南部、雄勝の稲川町。


「おちょしないだけ」と読む、
名前からしてユニークなこの山は
見た目もとっても印象深い。
標高は470mと低山だが、
あのピラミダルで急峻な姿は
登頂意欲がかきたてられる。

 


登山口等を示す看板もなく、
山麓にある赤い鳥居から農道をしばし進む。
地元の方の畑があって、そのどんづまりに駐車。
その奥にも林道が続いているが、
道幅も狭く大きいクルマには困難かも。
見上げる雄長子内岳は、登山口からはこんな姿。
 

しばらくは杉林を、濡れた草に膝を洗いながら進む。
本日の足回りは、スパイク長靴。
 

白い、とんがり頭のキノコがいた。
この撮影中に蚊にさされる。
 

杉林を過ぎたあたりから、
道は勾配を増してかなりキツいが、
スタートから30分もするとコルに出る。
しばし、気持ちのいい尾根歩きに足取りが軽い。
 

ツルアリドオシの実と、こちらの花は初対面。
ママコナというらしい。
漢字で書くと「飯子菜」。真ん中の二つの
白い粒がごはん粒に見立てられたらしい。
 

尾根の向こうに、山頂が見えて来た。
 

間もなく再び勾配が増し、
約100mの標高差を一気に登る。
痩せた尾根で、岩が出ていて足元に注意だ。
転んだら下まで転がって行きそうに急だ。
赤松が急勾配に踏ん張っている。
 

どのくらい急かというと、こんな。
 

奥に東山のきれいな三角形が見えた。
 

かわいらしいママコナに励まされながら。
 

急な登りも20分弱の辛抱。
稜線に出ると、あとは三吉神社のある山頂まで
平坦で見晴らしのいい道が続く。
 

高度感たっぷりな稜線からの眺め。
足元に、自分のクルマがぽつんと見えた。
 

見晴らしもよく、気持ちがいい。
 

三吉神社が見えてきた。
 

この神社は古くは坂上田村麻呂が勧請なのだとか。
その脇には三角点があった。
 

眼下には稲川の、黄色く実った田園が広がる。
 

西側にはたぶん、東鳥海山。777mの頂。
 

来た道は立派な松並木。
一時間ほどで登れる山なのだが、
とても登りがいがあり
景観も良くて面白い。
 

見晴らしのいい山頂でコーヒーを煎れる。
もちろん、誰もおらず、静かなひととき。
見頃のホツヅジを愛で、秋虫の鳴き声がBGM。
 

さて、下山。
山頂から少し東へ進むと
朽ちかけたアンテナ塔がある。
地形図ではこの先へ登山道があるのだが、
少し行くと
廃道でまったく使えそうにない。
 

アンテナ塔の南側にうっすらと踏み後がある。
駐車ポイントからも
この踏み後が見えていたのでこちらを
辿って下山するとする。
行く手には自分のクルマが見える。
 

踏み後は時々不明瞭になりながら、
急勾配をまっすぐに降りて行く。
よくこんなところを通ったものだと、
呆れるほどに急だ。
ところどころに、古いピンクテープがあるが、
高度が下がるにつれ、踏み後は全くわからなくなり
終盤は、薮こぎ。
 

GPSを見ると、方向は間違いないのでこのまま降りる。
はっきり言って、おすすめできない下山ルートだ。
 

やがて小さな沢が出て来て、
ほどなく往路で使った道に飛び出た。
やれやれ。
50分かかって下山。
 

山頂から見えていたクルマに到着。

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