日曜日、そろそろ登山ガイド検定のロープワークを
練習しておかなきゃと、金峰山にやってきた。
今日はムンターでの引き下ろし練習を。
いつもの登山道というか参道を登っていくと、
立ち枯れの木がついに危険テープで囲われていた。
入山者のみなさま、気をつけましょう。
秋のひんやりとした空気のなか、
金峰山の急登を登っていけば美しいブナ林。
そしてこの山ならではの、
ブナの林床を埋めるユキツバキの群生。
ほかの山域の森を見慣れた人には
結構、新鮮に感じる植生の景色だと思う。
神社への急登が始まる手前、
かつての山道がある斜面で久々に
ロープを出す。
笑うしかないほどに
ムンターヒッチも、クローブヒッチも
怪しくなっていて、とても悲しい。。。
検定は3月だ。雪が降る前になんとかしないと!
始点はたしか、スリングをラウンドターン、
カラビナかけて、ムンターでお客さんを
下ろすんだったが、
じぶんがうっかりムンターで下りてしまった。
仕方ないので、お客さん役助っ人にも
下りて来るよう伝えると
なんちゃって素人役は、
とっとと肩がらみで下りて来るので
臨場感がないったらない。。。
今日の収穫は
「数回やっただけでは
ムンターとクローブヒッチ、すっかり忘れてしまう」という教訓だ。
2時間のうち半分は
ムンターヒッチのつもりが
クローブヒッチもどきになって
焦るというどうでもいい内容だったので切り上げて、山頂へ。
神社にごあいさつ。
春以来の金峰山。
お社の中もきれいに掃除されていた。
参拝者の記帳のノートは
すっかり登山者ノートになっていて
立派なスチールの箱に入っていた。
どうやら私の本を読んでくださった方の
登頂記録があったのでお礼文を一言、書き込む。
さて、帰宅後は新しく購入したツェルトを
ようやく広げてみた。なかなか上手く張れた。
が、目標は10分だ。まだまだである。
アライテント(ARAI TENT) スーパーライト・ツェルト2ロング。
ガイド用にと大きめだ。
しかしこれでも重さ395g。
間口130、奥行210、高さ110。
底も割れているのでいろいろ汎用性が高い。
ところで、なんども登っている金峰山だが、
なんとツクバネがあった。
てっきり太平洋側にしかないと思っていた。
きょうのキノコの集会。
あんまり美味しいキノコはいなかった。
見た目、味わい深いが。
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