登山ガイドステージⅡの資格取得続行中だが、
この週末、仙台開催の危急時対応技術講習を受けてきた。
これは検定ではないのだが、必修科目となっている。
ありがたいことに東北開催だ。
場所は泉ヶ岳の麓、
オーエンス泉ヶ岳といういわば
青少年自然の家的な施設。今回は18人の受講。
1日目は8時50分集合で夜9時までずーっと座学。
筆記試験で一生懸命勉強し
試験終了とともに忘却の彼方へと
去って行った内容を改めて学びなおす。
遭難事故のリアルな体験談などもあり
プロとして今後は天気、遭難レポなどなど
常に新情報のアップデートが必要だなと
気持ちが引き締まる。
二日目。前日はさすがは青少年の家らしく
9時30分には否応なしに消灯となり
(消灯になってもみんな、当然のように
ヘッデン取り出すあたりな・・・)
当然アルコールもなしで山小屋よりも
節度ある夜となり、みんな朝は元気いっぱい。
二日目は実地での遭難シミュレーションだ。
グループを組んで、ガイド役、遭難役、
顧客役を担当して迫真の演技が披露される。
大阪出身の方などは演技というよりも
コントへの振りが大きくて笑いすぎて遭難しそうだった。
だが、真面目な話、
このシミュレーションが、傷病者が出ると
演技なのにとても焦る。
頭でわかっていても一瞬まごつく。
ファーストエイドキットの装備の仕方なども
ああこれでいい、悪いが実感できた。
これ、骨折時の処置。
添え木となるシートが高くて
購入をためらったのだが、
なんと、これホームセンターで購入できる資材。
これでも代用できるそうでいい情報をもらった!
久々にツェルト設営も。
10分!と言われ半ば競争となった。
個性ある設営作品が多かった・・・。
最後はおさらい。
三角巾の使い方はとても勉強になった。
正直、三角巾なんてなんに使うんだろうかと
給食当番のイメージしかなかったのだが
こんなに汎用性の高いツールだったとはと
とても驚く。
最後はみんなでライン登録タイム。
今ドキらしい光景だ。
ちなみにランチ。ずんだ餅と笹かまが活用されていた。
翌日のランチ。
さて次は1月の検定だ!
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ホムセン断熱材、なるほど!と納得です
でしょ~。
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